キッチンハウスは他のキッチンメーカーとどう違うのか?特徴、強みは?価格は?評判は?【高級キッチンメーカー各社の違い】

キッチン。
それは家づくりのなかの一部分にすぎないかもしれません。

けれども、食事をつくったり、食器を洗ったりとキッチンに立つ時間は意外と長いもの。
長い時間を過ごす場所だからこそ、こだわりたい。

ただ、世の中にはどのようなキッチンがあって、どんなキッチンメーカーがあって、どういう選択ができるのか。

そういう選択肢を知りたいとお感じになられているのではないでしょうか?

ただ、実際にはどのキッチンメーカーのショールームに行くのも、なかなか敷居が高いもの。
高級キッチンメーカーならば、なおさら。

そのような背景がございますので、この私、でんホーム・竹内が取材者・インタビュアーになりまして、キッチンメーカーを取材させていただきます。

今回は「キッチンハウス」です。

キッチンハウスは業界内では歴史が長く、数々の著名人のご自宅にもキッチンを多く納品されてきた高級システムキッチンメーカーです。

今回はキッチンハウス福岡店 店長・百武亮様に取材させていただきました。

キッチンハウス、そのブランドストーリーとは?

-まず、キッチンハウスそのものの始まり、歴史についてお教えいただけますでしょうか?

キッチンハウス福岡店 店長・百武亮様(以下:店長):
キッチンハウスのスタートは1975年になります。
そもそもはドイツ製システムキッチンの輸入販売をしている会社でした。

それが1976年にキッチンハウス株式会社を設立して、1979年にオリジナルシステムキッチンの国内生産を開始。
自社キッチンを販売するようになりました。

その後、1982年にはスカンジナビアモダンの名作家具や小物を展示販売するようになりました。

1984年には群馬県藤岡市に藤岡工場というキッチンの自社工場を設立いたしました。

その後の大きな転機としましては、2005年にTJMデザイン社と合併。

TJMデザイン社は”TAJIMA”ブランドで計測器などの建築用ハンドツールを製造している会社です。
その製造ノウハウなどが現在に活きてきます。

2008年には「エバルト」という素材が登場し、主力となり、現在に至ります。

40年以上の歴史を持つキッチンブランド

私どもキッチンハウスは約40年もの歴史があり、「時間品質」と表現させていただいています耐久性、品質、見えないところまでのこだわり

そういったところをご評価いただいているものと思います。

実際、約40年やっておりますので、昔にキッチンを入れたお客様が改装というかたちでリピートいただけることもございます。

また、ご実家でキッチンハウスをお使いの方が、その子供世代として、再びキッチンハウスのキッチンを入れていただくというケースもございます。

すべては品質や自社対応によるメンテナンスなどの全体が評価されて、その様に引き継がれていくものかと思います。

ひいてはそれがブランドになっているのだと感じています。

キッチンハウス、その特徴、強みとは?

-なるほど。ありがとうございます。
 それでは、キッチンハウスの特徴はどのようなものでしょうか?

店長:キッチンハウスの特徴としましては、大きく3つに分けられます。

「素材」「品質」「デザイン」の3つです。

特徴1:素材「エバルト」とは?

キッチンハウスが現在、主力としている素材は「エバルト」というものです。
全体の約7割がこのエバルトを使ったキッチンになります。

「エバルト(EVALT)」はEver Last(永遠に続く)という意味のネーミングでもございます。

広い意味ではメラミンという素材の一種になりますが、キズ、摩耗、汚れ、水、衝撃に強い高機能素材になります。

たとえば、陶器のお皿や重たいお鍋を引きずってもキズが付きにくい素材です。
表面は鉛筆高度9H。

230度まで耐熱性がありますから、熱いものを直に置いたとしても問題ございません。

耐熱性は180度の油に入れた鍋を20分間放置した試験で5段階の内、評価は4以上で耐熱性は高く、一般的な人造大理石と同等。

※評価4=色によって若干の変色、艶が変わる。
※熱い鍋を天板の上に直接置いてのご使用はおやめください。

汚れにも強く、お醤油やお酢などをキッチンにこぼしても、シミになりにくく美しさを保ちます。
これらの機能性があれば、普段使いのキッチンが大変ラクにお使いいただけるものと思います。

特徴2:品質

特徴の二つ目は「品質」です。
約40年の歴史のあるキッチンハウスにとって、品質は大変重要視している部分でもあります。

群馬県藤岡市にある自社工場にてキッチンをひとつひとつ製作しております。

そこでは、たとえば、エバルト天板への水の浸入を防ぐために木口材を三重貼りにすることで品質を高めています

また、キッチン本体の強度や耐久性を増すような研究を行い、より長い期間、ご満足いただけるように目に見えないところにも気を配って製作しています。

特徴3:デザイン

最後の特徴が「デザイン」になります。

私どもの主力素材である「エバルト」であれば、キッチン本体の色だけでなく、天板そのものも同色にすることが可能です。

一般的なキッチンですと、キッチンの扉材は白、天板は人工大理石であったりするのですけれども、この場合、同じ白でも微妙に異なる白になるのです。

それをまったく同じ色でそろえることが可能です。

最近の一番人気のカラーは「メルクリオ」と申します。

この「メルクリオ」は大変特色のある色で、キッチン本体と天板をそろえますと、キッチン自体がある種のオブジェのようなデザインになります。

ひとつの塊のような、リビング・ダイニングにある家具のような、そのような印象を受けられるようなデザインになっています。

最近ではinstagram(インスタグラム)などで、私どものキッチンをご覧になられてお問い合わせを受けることも多々ございます。

そのような場合も、このようなオブジェのようなイメージ。

他社メーカーさんのキッチンではなかなか実現できないような、ひとつの塊、ひとつのオブジェ、ひとつの家具のようなキッチンをお求めの場合が多くございます。

キッチンハウスの価格帯、大体のお値段の幅はどうか?

-大変言いづらい事柄だとは思うのですが、キッチンハウスの価格帯、大体のお値段の幅をお教えいただけますでしょうか?

店長:基本的にはお客様のご要望などをベースに決まりますので、一概に価格はいくらぐらいと申し上げることはできません

ただ、お客様にはよく言われることなのですが「キッチンハウスは400万円、500万円のキッチンしか売ってないんじゃないの?」ということをよく聞きます。

ただ、その点については訂正させていただきたいと考えています。

もちろん、私どものキッチンではお客様のご要望に合わせてご提案も変わりますので、300万円、400万円、500万円といったキッチンも多くございます

なかには1,000万円を超えるキッチンをご注文いただくケースもございます

ただ、100万円台や200万円台といったキッチンもまた、多くご提供させていただいていることも事実なのです。

バックセット(背面の食器棚)やテーブルなどを含めていきますと、金額は増加してしまいますが、キッチン単体であれば、100万円台後半から200万円台といった金額のキッチンも多数ご提供させていただいております

-意外にお手頃な価格帯のキッチンもご提供されていらっしゃるんですね?

店長:はい。

これらの価格帯ですと、一見しますとそれなりに高いようにお感じになられる方もいらっしゃるかと思いますが、他社メーカー様で既製品のキッチンをいろいろとご自分に合わせてカスタマイズされていきますと、結果としましては同じくらいかかってしまうこともあります

色々とご自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズが可能で、その上での金額ですので、他社メーカー様で色々とカスタマイズされることを考えますと、むしろ安くお感じになられる方もいらっしゃるのではないかと思っております。

キッチンハウスが伝えたいこと

-最後にキッチンハウスとして、家づくりをお考えの方、高級キッチンをお考えの方、キッチンハウスにご興味をお持ちの方へ伝えたいことはございますでしょうか?

店長:
最近ではご主人様も料理をされる方もいらっしゃって、奥様と二人でキッチンに立つというご家庭も増えていらっしゃると体感しております。

ただ、まだキッチンといえば、やはり奥様が長い時間いらっしゃるという事実は変わっていないように感じます。

そのため、キッチンが使い勝手が悪かったり、不便に感じられることがございますと、長いスパンで見ますと、ものすごく長い時間を不便に、ストレスに感じられるということになってしまいます。

それはすごく悲しいことではないでしょうか。

たしかに一般的なキッチンと比較しますと、最初のコストは高く見えるかと思います

初期投資の金額としましては、もっと安いキッチンもございますので、お高いのかもしれません。

ただ、その最初のコストばかりに目が行って、結果として人生の長い時間を不便に、ストレスに感じてお暮らしになられるのは大変残念だと感じます

最初にいいものを、たしかに初期投資としては多少は高いのですけれども、よい品質のキッチンを入れておくことで、家事導線や使い勝手、設備機器などの面で日々の暮らしをストレスなくキッチンに向き合えることを考えると、長い目で見ますと、そこまで高額な買い物ではないのではないかと思うのです

キッチンハウスはショールーム自体も注目されるような高級感が感じられるようなキッチンに見えますので、まったくご存じない方に興味をお持ちいただいても「ちょっと高いのでは?」と敷居の高さをお感じになられる方もいらっしゃるようなのです。

そういった方には敷居の高さなどお感じになられず、ぜひ、ショールームにお越しいただいて、実物をご覧いただき、ご相談いただければと思っております。

ご予算に応じてご提案させていただきます。

実物をご覧いただき、実際のレイアウトを体感いただいて、理想のキッチンをお求めいただけましたら、と考えております。

取材者:竹内の感想

約40年もの歴史のあるキッチンブランド「キッチンハウス」。

40年は意外に短いように思われるかもしれませんが、システムキッチンが現代的な設備である以上、戦後の歴史であって、40年の業歴のある会社はかなり少ないです。

その歴史から来る品質。

そして、いいモノなので初期投資は高いのだけれども、長い目で見れば、単に安いだけのキッチンを買ってストレスに満ちたキッチンライフを送るよりも、トータルで見たときのコストパフォーマンスは高い

そういうお話を聞いて「たしかに!」そう感じました。
質の高いものを長く使う。

そういうコンセプトにマッチしたキッチンメーカーさんです。

キッチンハウス福岡ショールーム詳細情報(アクセス・営業時間)

キッチンハウス 福岡ショールーム
住所:〒812-0853 福岡県福岡市博多区東平尾 2-16-8

営業時間:10:00-18:00
※休館日は水曜日(祝日除く)、年末年始

キッチンハウス公式サイト

キッチンハウス福岡ショールームはどんなところ?設計は?評判は?注目点は?【キッチンハウス/高級キッチンメーカー】

2018.07.18

ABOUTこの記事をかいた人

でんホーム株式会社 取締役・編集長。設計に口出し、現場を管理し、記事にも口出しする何でも屋さん。油山幼稚園→堤小→長尾中→福岡中央高→九州大学経済学部卒。2人の娘を持つ。【趣味】読書