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シーザーストーンの特徴
ショールームで、シーザーストーンを使用したキッチンやバスタブを見かけた事があるという人もいると思います。
シーザーストーンは、インテリア素材として初めてクォーツ(水晶)を利用したイスラエルのブランドです。
なぜインテリア素材にクォーツなのか。それは、クォーツの特徴と大きく関係があります。
石は、一見すると頑丈なイメージがありますが、中には脆く弱い石もあります。
ですが、クォーツは硬度が高くていつまでもその美しさを変える事はありません。シーザーストーンのインテリアは、クォーツを最適な素材として利用しているのです。
傷に対しての強さ
シーザーストーンの最大の特徴は傷への強さです。
クォーツだからといって全て硬度が高いという訳ではありません。シーザーストーンは約92%がクォーツであるクォーツストーンを使用しています。
そのモース硬度は7という強さで、その硬度は多少の事では傷がつく事はありません。
日常生活では、些細な事が傷の原因となってしまいます。また、年月使い続けた事により表面は磨耗されてしまい、ツヤも失われてしまいます。
高品質のクォーツを使用する事により、傷が出来にくいというだけではなく、長期的な使用も可能にしました。また、傷が出来にくいという事は、雑菌の侵入を防ぐ効果もあります。
シーザーストーンは、丈夫で美しいというだけではなく、衛生面にも配慮したインテリアなのです。
吸収性の低さ
そして、シーザーストーンの特徴には、吸収性の低さもあります。
なぜ吸収性が低いのかというと、その秘密は表面に空隙がないからです。
空隙というのは小さな穴の事で、この穴が空いている事により水分が吸収されてしまうのです。石の中には空隙がたくさんあるものもあり、水分が吸収され雑菌を繁殖させるというケースもあります。
シーザーストーンは吸収性が低いので、キッチンやバスタブなどを使用した後はサッと拭き取るだけで良いのです。日々の暮らしの中で、キッチンやバスタブに使う掃除の時間を短縮する事は、いかに充実した生活を送る事が出来るのか大いに関係があります。
更に、キッチンやバスタブは、あらゆる雑菌や細菌の温床ともなりかねない場所です。簡単なお手入れと衛生面両方を兼ね備えているシーザーストーンは、理想的なインテリアといっても過言ではありません。
シーザーストーンが他のブランドと違う点
クォーツストーンを使用しているのはシーザーストーンだけではありません。
そして、他社との違いはそのデザインです。
シーザーストーンは他社と比べると石のマーブル模様が大きいのが特徴です。
一連の模様が繋がっているマーブル模様をデザインとして取り入れる事はかなり困難な事なのです。
ですが、シーザーストーンは研究に研究を重ねる事により習得した技術力で、大きく美しいマーブル模様を完成させる事に成功したのです。
快適に過ごす為のインテリアは、硬度や吸収性といった品質の高さだけが重要ではありません。その美しいデザインも大切なのです。キッチンやバスタブを快適にする事は、日々の生活を豊かにする為にもとても重要な事です。また、床やドアは家全体の印象にも関わります。
シーザーストーンが愛される理由
シーザーストーンが多くの人に愛されているのは、その高い硬度と吸収性の低さ、そしてデザインの美しさを特徴に持つ事です。
硬度が高い事により、ひび割れや破損を防ぐ事にも繋がりますし、吸収性が低い事で便利さと安心を手にする事が出来ます。そして、クォーツ本来の美しさを決して損なわないという事です。
そして、シーザーストーンの特徴は、そのしなやかさも関係します。クォーツストーンの板を薄く削り、熱を加える事により緩やかなカーブを作り出す事に成功したのです。
直線と違い、カーブを取り入れた事でシーザーストーンのインテリアは、更に自由な発想を実現させてきました。こうした加工技術は、単なる高性能な機械を導入したからという単純なものではありません。その長年の間に培われてきた技術力も関係してくるのです。
シーザーストーンはクォーツの良さを最大限に活かしたブランドだと言えます。
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