クォーツストーン天板で高級感のあるキッチンに!

クオーツストーンキッチン天板
  • 「クオーツストーンのキッチン天板というものを聞いたのですが、どういうものですか?」
  • 「キッチンメーカーのショールームで、クォーツストーンという言葉を聞きました。詳しく知りたい」

この記事ではこのような疑問にお答えします。

竹内正浩(編集長)
今回は私が好きな素材「クォーツストーン天板」について解説していきたいと思います。

目次

クォーツストーンとはどんなもの?

クォーツストーンのキッチン天板
クオーツストーンとは、水晶(クオーツ)を大量に含む人工石のことです。

意味として、クォーツは水晶のこと。93%以上クォーツを含んでいることが多いです。

表面の硬度は御影石よりも勝ると言われており、クォーツストーンをカウンターや調理台などの天板に使うことで傷がつきにくいキッチンが実現できます。

クオーツストーンのメーカー

クォーツストーンと編集長
クオーツストーンのメーカーは国内に複数あります。

クォーツストーンにはアメリカ製やイタリア製、スペイン製やイスラエル製などがあり、それぞれの国から輸入しているメーカーも多いですが、国内製造でのオリジナル品も少なくはありません。

色や柄などもバラエティに富んだ製品が増えており、実用性に加えてインテリア性も高く、キッチン用の建材として注目されている素材の一つです。

クォーツストーン天板の主なお手入れ方法

クォーツストーンのお手入れ
クォーツストーンは傷がつきにくく汚れにも強いという特徴を備えていますが、適切なお手入れは必要です。

普段は水拭きまたは中性洗剤を含んだ布で拭くといったお手入れ方法で特に問題はありません。調理中にこぼれた調味料や油はねなどを、その都度さっと拭き取るようにしましょう。

放置してこびりついてしまった汚れや水垢にはクリームクレンザーを使います。硬度が高いといっても強くこすらないことがポイントです。

柔らかい布かスポンジなどにクリームクレンザーを染み込ませ、優しく円を描くようにして汚れを落としていきます。汚れが落ちたら、水を含ませた布で拭き取っておけば完了です。使用するクリームクレンザーはできるだけ傷がつきにくいものを選びましょう。

クオーツストーンのキッチン天板の注意点


クォーツストーンは耐熱性も備えていますが、それでも高温のものを直置きすると割れや変色につながることもあります。

加熱したばかりで高温になっているやかんや鍋を置くときには、鍋敷きの使用が必要です。

化学薬品が触れることで大きなダメージを受けることもあるため、万が一こぼしてしまったときは速やかに水で流すなどを適切な処置を行いましょう。

使い方や適切なお手入れができていないと、補修できない場合も出てきます。その他、メーカーが推奨するお手入れ方法を守ることが大切です。

クォーツストーン天板のメリット


クオーツストーンのキッチン天板にするメリットを解説します。

見た目がいい。高級感がバツグン


クオーツストーンのキッチン天板の最大のメリットは「見た目」です。高級感がバツグンにあります。お値段も高いので、それはそうなのですが・・・

メーカーからはさまざまな色や柄が出ているので、インテリアとして統一感を出しやすいという点もメリットです。クォーツストーンの天板を使うことで、人に見せたいオープンなキッチンを作りたくなります。

汚れがつきにくく、丈夫

クォーツストーンを使うメリットのひとつが、汚れがつきにくく、丈夫であるという点です。

お手入れは必要ですが、それはクォーツストーンに限ったことではありません。どんな材質の天板でもキッチンで使う以上、適切なお手入れは必要です。

汚れが染み込みやすいという天然石の欠点をカバーしているのがクォーツストーンのメリットであり、キッチンで使いやすい素材と言えるでしょう。傷がつきにくく作業しやすいのもクォーツストーンのメリットです。

クォーツストーン天板のデメリット


クオーツストーン天板のデメリットについても解説します。

高価


クォーツストーンにもデメリットがあります。一番は高価であるということです。

オープンで広いキッチンであればそれだけ面積のあるクォーツストーンを使うことで高級感を出すこともできます。しかし、それだけ費用もかかることになります。

実際の価格はタイプやメーカーによって異なりますが、中には予算を大きく超えてしまうという人もいるでしょう。使い勝手に加えてインテリア性もあるだけに、他の場所との費用バランスは難しい部分かもしれません。

キッチンで人気の素材にはステンレスもありますが、クォーツストーンはステンレスより高価です。十分な予算があるなら別ですが、ステンレス天板との差額を考えるとなかなか踏み切れない人もいるでしょう。

クォーツストーン天板が向いているキッチンは?

傷と汚れがつきにくく見た目にも高級感のあるクォーツストーンは、リビングと繋げて使うキッチンに向いています。

お客様を通すことの多いキッチンや、全体をオープンに使いたいときにはクォーツストーンを選ぶといいでしょう。大きな面積でも取りやすいので、特注の天板を探している人にもクォーツストーンなら理想に近いのではないでしょうか。

動画でクォーツストーンのキッチン天板についての解説はこちら

▽キッチンの知識・完全マップ。キッチン選びに失敗しない方法

キッチンの知識

キッチン選びに失敗しないためのキッチンの知識66

2020年8月2日
▽人気のシステムキッチンメーカーをまとめています!一気見できます!

人気のシステムキッチンメーカーをリストアップ

おすすめ人気システムキッチンメーカー13選!安いメーカーから高級メーカーまで特徴を比較

2020年9月25日
クオーツストーンキッチン天板