- 「トーヨーキッチンのベイ(BAY)とは、どんなキッチンですか?」
- 「トーヨーキッチンの一番お手頃価格のキッチンは?」
この記事ではこのような疑問にお答えします。
今回の記事では「トーヨーキッチンのベイ(BAY)はデザイン・機能に優れたキッチン」についてご紹介します。
目次
トーヨーキッチンのベイ(BAY)とは?
トーヨーキッチンのベイ(BAY)とはトーヨーキッチンスタイル社が製造・販売するキッチンで、高い機能性とデザイン性を兼ね備えながらも、一番お手頃価格の価格設定がされたキッチンです。
先進的なデザインと高い機能性を兼ね備えたベイの特徴は、料理を楽しくする工夫が随所に見られる点にもあります。
限られたキッチンスペースを効率よく使うために考えられたトーヨーキッチンのベイなら、日々の料理が楽しくなっていくことでしょう。
ちなみにベイ(BAY)より高級グレードになりますが、トーヨーキッチンでの一番の高級グレードが「ino(イノ)」になります。
ベイ(BAY)の特徴
ベイ(BAY)はトーヨーキッチンの技術とノウハウを集約したスタンダードモデルになります。
トーヨーキッチンの強みであるステンレス加工技術を生かした上で、エアフロー「脚」構造と3Dシンクを採用しています。デザイン性を高めた上で、お求めやすい価格設定になっています。
エアフロー
トーヨーキッチン独自のキッチンの脚「エアフロー」は浮遊感が感じられるような柱状の脚です。
一般的には扉材が床まで到達している感じだったり、少し奥に入っていますが、基本的には脚のような形状ではありません。
この「エアフロー」があることで、足元にスペースを設けることができ、作業する人の足が入ることで作業効率が上がる工夫になっています。
特長としてはこのエアフローのスペースに掃除機が入るわけです。ですので、床の掃除もラクになります。
ルンバなどのロボット型掃除機が入りますし、普通に掃除機も入ります。きれいで、清潔に保つことができます。
さらに風が通ります。
また、風が通るだけではなく、見た目的にも足元がすっきりしていて浮遊感が感じられるというメリットがあります。
足元にスペースができることで空気循環しますので、冷房・暖房の効果が高まります。このことについての公式動画がありましたので、添付しておきますね。
エアフローはなかなか真似しづらい特徴(製造難易度が高い)
エアフローなんですけれども、これをつくるのはなかなか大変なのです。
表面の扉材(面材)をどーんと下までつくったほうがキッチンそのものの安定性が非常に高くなるので、メーカーとしては下まで面材をつくって、どっしり安定感のあるかたちでつくりたいわけです。加えて、キッチン本体の重さがこれらの脚に負荷がかかってきます。
そのため、足元をスカスカにすると強度の問題もあって、なかなか積極的に同じように真似しようというキッチンメーカーさんはそこまで多くはないです。
さらには、一般的なキッチンメーカーのキッチンですと、足元に収納が一段分入るわけですけれども、その一段分をなくしていますから、それだけ使い勝手という面でマイナスになります。
使い勝手優先が魅力と感じられるのがキッチンでもありますから、なかなかデザイン優先というのも難しいのが実情でしょう。
ただ、このスッキリ感と浮遊感というのはなかなか他のキッチンメーカーでは見られませんから特長的です。
見栄えもするので人気を博しているデザインとなっています。
今までお伝えした理由から、なかなか他のキッチンメーカーでは見ないデザイン・機能ですね。
3Dシンク
3Dシンクはトーヨーキッチンのオリジナルシンクです。
正直、他社メーカーでも類似品が出ているので、ウリとしては弱くなっていますが、オリジナルの本家本元はやはりクオリティが高いです。
「シンク=洗い物」というイメージが強いものですが、これではシンクスペースがムダということで、立体的(3D)で活用しようと開発されたのがこの3Dシンクです。
キッチンシンクを、上面と中面、下面に分けて活用することで、料理の下ごしらえから、まな板を使った刺し身などの料理、盛り付けが必要な料理に至るまで様々な形で料理を進めることができるようになります。
調理台プレートから必要なタイミングですぐに引き出して使うことができるまな板から、料理を小分けして作っていくための軽量マルチプレートの設置に至るまで、自分なりに工夫して使っていくことができるのも3Dシンクの魅力です。
3Dシンクの動画
実際の3Dシンクの解説動画がありますので、ご紹介します。
レンジフードも独自で開発製造
ガスとかIHの熱の煙が出たのを吸うところをレンジフードと言います。
トーヨーキッチンはレンジフードを自社で開発製造しているところが特長です。一般的には富士工業、アリアフィーナといった(同じメーカーですけれども)、そういうところが最もレンジフードのシェアが高いです。
トーヨーキッチンの場合は自社で製造していらっしゃるので珍しい会社になります。
自社で製造しているからこそ、デザインにこだわることが可能になります。また、トーヨーキッチンはステンレス加工技術が優れているので、ステンレス加工が非常にきれいでレンジフードにもそれが活きてきています。
ベイ(BAY)の選択肢(オプション)の幅はこうです
『トーヨーキッチンの「ベイ(BAY)」にキッチンを決めようかな』と思われている場合、具体的にキッチンの選択肢(オプション)はどんなものが選べるのか、気になりますよね。
ここではトーヨーキッチンの「ベイ(BAY)」の選択肢(オプション)についてご紹介します。
加熱機器や食洗機については、設備機器ですから、選択可能でして、ここでは省きます。
キッチン本体の選択肢をご紹介しますね。
具体的には下記の項目になります。
- キッチンレイアウトは3種類
- シンクの選択肢は3種類
- ワークトップ(天板)の選択肢は3種類
- ワークトップ(天板)の奥行は3種類
- ドアパネルの選択肢は32種類
- ハンドルの選択肢は2種類
- 高さの選択肢は2種類
キッチンレイアウトは3種類から選べます
キッチンレイアウトは3種類から選ぶことができます。
具体的には下記の3種類です。
- I-LAND(アイランド型)
- ON-WALL(壁付I型)
- C-LAND(特殊なアイランド型)
I-LAND(アイランド型)
一般的に知られている「アイランドキッチン」レイアウトですね。
ON-WALL(壁付I型)
次のレイアウトが「ON-WALL(壁付I型)」レイアウトです。
個人的にはせっかくアイランド型キッチンにできるキッチンをわざわざ壁付けI型キッチンにするのはもったいないと思うのですが、壁付I型キッチンにすることも可能です。
C-LAND(特殊なアイランド型)
最後のキッチンレイアウトが「C-LAND(特殊なアイランド型)」です。
反対側に収納を増やしたレイアウトで、キッチン天板の面積が大きなタイプです。
上手だな、と思ったのがC-LANDのCは「Continental(大陸)」のCだそうです。Iがアイランド(島)で、Cが大陸ということで、ネーミングセンスがレベル高いですね。
シンクの選択肢は3種類から選べます
シンクの選択肢は3種類になっています。
- 2Dシンク
- 3Dシンク
- 3DSシンク
3Dシンクは前述の通りです。
2Dシンクは3Dシンクより安価になります。機能が1つ減ります。
3DSシンクは少し小さめのシンクです。
ワークトップ(天板)の選択肢は3種類から選べます
キッチンのワークトップ(天板)の選択肢は3種類です。
- ステンレス・チタン研磨仕上げ(バイブレーション)
- ステンレス:アイス
- 人工大理石
トーヨーキッチンといえばステンレスということで、最もポピュラーな仕上げはチタン研磨仕上げ(バイブレーション仕上げ)になります。
また、トーヨーキッチンならではの特徴的なステンレス仕上げ「アイス」も選択できます。
他にも人工大理石天板を選ぶことも可能です。
ワークトップ(天板)の奥行は3種類から選べます
ワークトップ(天板)の奥行も選べます。
- 奥行77cm
- 奥行90cm
- 奥行105cm
ドアパネルの選択肢は32種類から選べます
キッチンのドアパネルは32種類から選択できます。
木目調のドアパネルもあれば、グレー、ステンレスっぽい色合いのドアパネルもあります。
32種類なので、趣味の合うものが見つかりますね。
ハンドルの選択肢は2種類から選べます
ハンドルは2種類から選ぶことができます。
- Lシリーズハンドル
- Cシリーズハンドル
これは見た目が大きいですね。
見た目の好き嫌いです。
Lシリーズハンドル
写真がLシリーズハンドルです。
Cシリーズハンドル
写真がCシリーズハンドルです。
高さの選択肢は2種類から選べます
キッチンの高さも2種類から選ぶことができます。
- 高さ85cm
- 高さ90cm
キッチンの高さは使う人の身長が決定要因になります。
あなたの身長次第です。
ショールームに見に行くのがおすすめ
トーヨーキッチンのベイ(BAY)について、詳しくご紹介しました。
ただ、ここでどれほど情報をお伝えしても「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、実際に見てみないと、なんとも言えません。
実際に見て、触れて、使ってみて、そうやってキッチンを確かめることをおすすめします。
また、トーヨーキッチンについての詳細情報も別記事にしていますので、ご覧ください。
一通り、情報収集されたら、ショールームに行って実物をご覧いただくことをおすすめします。
編集長・竹内からのコメント
トーヨーキッチンは名古屋の会社で、元々はステンレスを加工する技術を持った会社として成長してきました。
そこからキッチンというジャンルに入り、トーヨーキッチンと言ったらキッチンかなという形になっています。元々がステンレス加工技術を強みとして仕事されてきていますから、ステンレスそのものの品質、ステンレスの曲げ加工など、ステンレスの強みを生かしたキッチンをつくっています。
トーヨーキッチンのキッチンで一番特長的なのはデザインです。
あとは前述しましたが、エアフロー、そしてシンク周りの独自技術が特長になってきます。
これらの独自技術も、元々はステンレス加工技術を持った会社であるという強みから来ています。一貫していますね。