- 「ミーレのIHクッカーに興味があるけど、どんなもの?」
- 「IHクッカーを検討してますけど、どういうものですか?」
- 「ミーレのIHクッカーについて詳しく知りたい」
この記事ではこのような疑問にお答えします。
今回の記事では「ミーレのIHクッカーとは?特徴、種類など」についてご紹介します。
目次
ミーレのIHクッカーとは?
ミーレのIHクッカーとは、ドイツのミーレ社が製造販売するビルトイン調理機器のIHクッカーのことです。
ミーレは「常により良いものを(Immer Besser)」を理念に1899年にドイツで創立された100年以上の歴史を有する家電メーカーです。様々な家電製品を製造・販売しています。
日本ではミーレ・ジャパンが販売を担当しており、業務用及び一般家庭用の各種調理器具・冷蔵庫・掃除機・コーヒーマシンなどを取り扱っています。
注文住宅関係で有名なのはミーレの食洗機ですね。
ミーレIHクッカーの特徴
ミーレのIHクッカーの特徴をまとめてみます。
鍋のサイズを自動認識
IH調理では熱は鍋底で直接発生します。そういうわけで、鍋のサイズを自動認識する機能がついています。
このため、エネルギー損失がほとんど発生しないようにできるというメリットがあります。
また、調理ゾーン以外の周囲が熱くなりにくいので、安全性が高まります。
ツインブースター機能
ツインブースター機能は2つの調理ゾーンの火力全体を使用して1つのゾーンにまとめる機能です。
これにより、加熱時間を大幅に短縮できます。
パワーフレックス調理ゾーン
パワーフレックス調理ゾーンは柔軟性を持った、範囲(ゾーン)で加熱することができる機能です。
たとえば、楕円や長方形の鍋などの調理器具ではこれまでの円形の調理ゾーンでははみ出てしまいます。
これらに柔軟に対応することのできる機能です。
また、ブースターの出力は最大7.4 kW(ドイツ仕様)と高火力です。
ミーレのIHクッカーの種類
ミーレは様々な種類のIHクッカーを用意しており、キッチンのサイズや利用目的などに応じた最適な製品を選ぶことができます。
省スペースなキッチンには60cm幅のタイプが、ゆとりのあるキッチンには75cm幅や90cm幅のタイプを選択できます。
幅が広くサイズが大きなタイプほど多機能です。また、コンロの口数が多いため調理がしやすいです。
KM 6115
4つの調理台のある60cm幅のモデルです。
掃除しやすいガラスセラミック、自動加熱モード、タイマーなどの機能だけでなく、ツインブースターと呼ばれる2つの調理ゾーンの火力を1つにまとめる機能もあります。スピード調理に対応しています。
安全性としては、切り忘れ防止機能、過熱防止機能、余熱表示などがあります。
保温機能や鍋のサイズを認識する機能もあります。
KM 6311
3つの調理台のある75cm幅モデルです。
大きな違いは直径28cmの特大サイズの調理ゾーンがあることです。
また、数値表示のキーパッドで直感的に選択できます(ダイレクトコントロール)。
KM 6328
この機種はパワーフレックスゾーン(柔軟性の高い調理ゾーン)を2つもつIHクッカーです。
幅は626mm。
大きな特徴はパワーフレックス調理台が2つあるということです。
鍋を置く場所を柔軟にすることが可能です。
KM 6379
916mm幅の最大ワイドのIHクッカー。
パワーフレックス調理台1つを含む、4つの調理ゾーンを持ちます。
ダイレクトセレクションプラスと呼ばれる直感的な操作が可能な機能がついています。
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