「ガゲナウのスチームオーブン」って、聞いたことがありますか?
98%くらいの人は「ないです」が答えだと思うんですね。
今、98%とかざっくり嘘っぽい数字を言ってみたんですが、実は根拠があります。
大体、海外製食洗機のマーケットシェアは正確な数字はないですが、ざっくり新築住宅の着工数の中で5%以下なわけです。95%は国産食洗機か食洗機なし、というわけです。
それで海外製食洗機の市場の中で、トップシェアなのはミーレ(Miele)という会社のミーレ食洗機です。大体60%のマーケットシェアです。残りのマーケットシェアの中で代表的なメーカーはAEG、アスコ(ASKO)、そしてガゲナウです。10-20%というイメージでしょうか。
そういうわけで、ガゲナウの食洗機シェアは1%くらいというわけで、認知度はもっと高いとは思いますが、スチームオーブンについてはご存じないだろうということで、98%くらいは知らない製品かな、という話です。

目次
ガゲナウ愛用者です
ガゲナウは数字的にはニッチ(隙間)な知られていないブランドなんですけれども、ドイツ本国や世界的には超高級ブランドとして有名です。見た目で高級ってわかるような気がします。
そういうわけで、編集長・竹内はガゲナウ愛用者でございます。
いま、一番欲しい住宅設備はガゲナウ・スチームオーブン
基本的に、大体のめぼしい住宅設備や建築部材は使ってきました。
ちなみに最近は最高級な茶室づくりでDIYでリフォームしました。
参考:洋室を和室(茶室)にリフォーム【DIY】高級な茶室空間をつくりあげる!
一番重要な住宅設備である「ガゲナウの食洗機」もすでに設置してます。
参考:ガゲナウ(gaggenau)の食洗機をレビュー。日常使いしての徹底紹介。【評判・汚れ落ち・詳細情報】
あと、調理器具ですごく欲しかった「バーベキューグリル」はミーレ社のものを入手しました。
参考:【ミーレのバーベキューグリルをレビュー】日常づかいしてみて徹底紹介【評判・お味・詳細情報】
どれも超高級なグレードで「ほしいな!」と強く思っていたことなので、実現できてそれなりに満足しております。
なので、正直言って、さほどの物欲(住宅物欲)はない状態だったのですが、最近になって欲しい住宅設備が出てきました。
それが「ガゲナウのスチームオーブン」です。
※予想に反してamazonで掲載されてました。
ガゲナウのスチームオーブンとは?
ガゲナウのスチームオーブンとは一体どういう製品なのか。
それについて、ちょっと詳しくお話していきます。
なんでも作れる”キッチンの主役”
ガゲナウの総代理店のお偉い方の言葉で申し上げれば「95%の料理を作ることが可能」な調理機械。
ガゲナウのスチームオーブンはスチームクッカーとオーブンの長所を一つにして、プロの調理技術を家庭に持ち込んだというもの。
美味しい料理を作る際に重要なのは温度管理。
その温度管理をするには熱をどう維持するか、温度が下がったものをどう対処するか、温度ムラをどう防ぐか。
そういうプロの調理技術で味の品質を保つというプロセスがあります。
このガゲナウのスチームオーブンはそのプロの技術を不要にします。具体的には非常に高い保温性、温度管理技術が実現できるという製品なのです。
また、スチームクッカーでもありますから、温度コントロールのみならず、湿度のコントロールも可能になります。
これらが具体的に何を意味しているのかと言いますと、トーストがしっとり、カリッと焼き上がります。肉まん、蒸し料理が完璧に簡単に調理できます。焼き魚も表面はカリッと、スチームでふっくら。ローストビーフは温度管理完璧なので、バッチリ。
俗にいう火加減が完璧にコントロールできるというわけです。
メーカーの表現ではこうです。
肉や魚はその風味豊かな肉汁をそのままに、鶏肉の皮はカリッとキツネ色に、野菜はその色や貴重なビタミン類を損なうことなく、柔らかで歯ごたえ良く仕上ります。
「95%の料理を作ることが可能」なのですが、麺をゆでる、といった調理はできないのでそこだけができないというわけです。
スチームオーブンとオーブンの違いは最大温度
ガゲナウにはスチームオーブンとオーブンがあります。
オーブンで作ることのできる料理は大体、スチームオーブンでも可能です。
ただ、一つ大きな違いがありまして、それが最大温度の違いです。
スチームオーブンが230度。
オーブンが300度です。
これでどんな差があるかと言いますと、ピザです。
300度でピザの本格的な焼き上がりが可能です。
スチームオーブンでは完璧にはいきません。
それが大きな違いです。
製品についての詳細情報
庫内温度は30度-230度の間で設定でき、湿度も100%,80%,60%,30%,0%の5段階で設定可能。
お値段はとってもお高めな高級品。
製品名:ビルトインスチームオーブン W60cm
価格:820,000円(税抜)
型式:BS 450 410(右吊元)/ BS 451 410(左吊元)
本体寸法 W×D×H: 590×582×455mm
開口寸法 W×D×H: 560×550×450mm
庫内容量:43L
本体重量:36kg
9種類の調理モードがあります
熱風+湿度のほか、様々な調理モードが用意されています。
温め直しモード、解凍モード(40℃から60℃の温度帯で冷凍食品を穏やかに解凍)、パン生地発酵モード(30℃から50℃の温度帯で庫内をパン生地の発酵に最適な状態に)、低温調理モード(70℃から90℃の温度帯で、表面に焦げめをつけた固まりの肉をおいしい匂いが漂うまで、ゆっくり穏やかにロースト)などです。
お手入れも意外にラクらしい
煙とか油とか、汚れがすごそうなイメージで、お手入れも大変そう。
そんなイメージがあったのですが、実際は高温で汚れを焼き切るそうで、お手入れはとっても簡単だそうです。
実際に体験してないので、ちょっと不明瞭ですけれども。
まとめ
長い文章になりましたけれども、要約すれば「プロの調理技術を簡単に実現可能」になるお手軽調理器具。まあ、価格はお手軽とは言えない価格ですけれども。
とにかく、僕が個人的に今、一番ほしいと思う住宅設備です。