リクシル(LIXIL)のキッチンの特徴、価格、評判をご紹介!

LIXILリクシルキッチンの特徴、価格、評判など
  • 「リクシル(LIXIL)のキッチンって、どんなもの?」
  • 「キッチンでリクシル(LIXIL)をオススメされたけど、どういうのかな?」
  • 「リクシル(LIXIL)のキッチンについてもっと詳しく知りたい」

この記事ではこのような疑問にお答えします。

今回の記事では「リクシル(LIXIL)のキッチン」について、その特徴、商品ラインナップ、価格・値段、評判・口コミなどについてご紹介していきます

目次

リクシル(LIXIL)とはどんな会社?

リクシルキッチン「リシェルSI」
リクシル(LIXIL)とは建築資材・住宅設備機器業界最大手の企業です。
日本の住宅建築資材の企業のなかでは、最大の企業というわけです。
グループ売上高は1兆8293億円(2018年3月期)

グローバルに展開している会社です。

かつてのブランドで呼びますと「トステム」「INAX」「新日軽」「東洋エクステリア(TOEX)」「サンウェーブ」が合併したイメージです。

リクシル(LIXIL)のキッチンの特徴は「セラミックトップ」と「トータルコーディネート」

リクシルのキッチンの特徴は大きく2つあります。

  1. セラミックトップ
  2. トータルコーディネート

詳しく見ていきます。

セラミックトップ


リクシルはトイレなどを扱っていることから、陶器と縁深い会社。
そういうわけで、キッチンのウリの一つが「セラミックトップ」です。

セラミックトップとは「セラミック(陶器)」でできた「トップ(ワークトップ・天板)」になります。キッチンの天板が陶器でできたものというわけです。

関連:セラミックトップ(天板)キッチンの特徴、メリット・デメリット

セラミックトップの特徴は「熱、キズ、汚れに強い」です。

陶器のお皿をイメージしていただくとわかるように、高熱のフライパンや鍋を置いても変形や変色が起こりにくい丈夫な素材です。

また、硬いものが当たっても、道具を引きずっても、ほとんどキズがつきません。
加えて、汚れが染み込みにくいので、拭き取るだけでお手入れできます。

後述しますが、商品ラインナップとしては「リシェルSI」でしか選べませんのでご注意ください。

関連:キッチンの天板(ワークトップ)はどんな種類がある?選び方など

トータルコーディネートできる

リクシルは会社として、幅広く建材を取り扱っています。
そのため、キッチンのパネル・扉材の色と水回りなどの色とのトータルコーディネートが可能になります。

例えば、キッチンの色に合わせて、建具(部屋のドア)、床、水回り(トイレ・ユニットバス)の色を合わせることが可能になります。家全体の統一感が出ます。

商品ラインナップ

リクシルキッチンの商品ラインナップ
リクシルのキッチンの商品ラインナップは大きく3種類になります。

細かい話をしますと、「リクシルのキッチンAS(エーエス)」という商品があるのですが、これは特定のビルダー(建築会社)向けのキッチンで、ショールームに展示はありません。

大まかに3種類になります。

  1. リシェルSI
  2. アレスタ
  3. シエラ

以上の3種類です。

これら3種類の違いは大きくは「選択肢の幅」が違います。

わかりやすい「シリーズ毎のアイテム選択範囲」がありましたので、写真掲載しますね。

オプションの選択肢

詳しく見ていきます。

リシェルSI

「リシェルSI」リクシルキッチンの特集!
リクシルのキッチンで主力商品となるのが「リシェルSI」です。
一番選択肢の幅が広く、金額次第ですが、いろいろなものを選ぶことができます。

最大の特徴は「セラミックトップ」です。

前述した特徴になりますが、一般的なステンレスは丈夫な反面、キズや汚れが付きやすいというデメリット。人工大理石の場合はキズは目立ちづらいですが、汚れが付きやすかったり。セラミックトップの場合はそれらのデメリットがない製品になります。

また、ステンレスも人工大理石も経年劣化しますが、セラミックトップの場合はほぼ経年劣化しない素材です。

ただ、価格が高くなってしまいますが。

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2020年8月2日

アレスタ


リクシルのスタンダードキッチンとなるのが「アレスタ」です。
リクシルの持つ機能面「ひろびろWサポートシンク」や「ドアポケット」などを選ぶことができます。

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2020年8月2日

シエラ

「シエラ」リクシルキッチン
リクシルのベーシックキッチンとなるのが「シエラ」です。
リクシルのキッチンの中では、選択肢の幅が狭い反面、一番お手頃価格で、お求めやすい価格帯のキッチンになります。

収納、パネルの色・カラーなどのオプション・選択肢

ここでは収納、パネルの色・カラーなどのオプション・選択肢などについてご紹介していきます。

収納

スライドストッカー
リクシルのキッチンは充実した収納で知られています。

たとえば、一番下のスライドストッカー(蹴込み収納)では500mlのビール缶が入るような高さで設定されています。また、引き出しは8万回の出し入れ実験をして検証されているそうで、耐久性も検証されているそうです。

特徴的な収納としては「らくパッと収納」になります。

らくパッと収納


ほしい道具が少ない動きでらくにパッと取り出せるのが「らくパッと収納」です。

扉が斜めに傾く動きを利用して、引き出しを開けるために必要な力を約30%軽減。

ワイドに開くので見渡しやすく、取り出しやすい収納になっています。

水栓


水栓については、複数の種類から選ぶことができます。
最近の人気の水栓金具は「ハンズフリー水栓」です。

手かざしすると、センサーで水が出ます。

また、動体センシング(対象物の動きを逃さず感知)と測距センシング(吐水口下にある物の距離を正確に測定)によって、従来のセンサーが苦手だったものもしっかり感知して、吐水・止水を行う機能です。

調理中の水栓操作が減らせて、作業がスムーズに効率よく行えるのが特徴です。

ちなみに、リクシルはドイツの水栓金具メーカー「グローエ」を買収して、グループ会社にしています。ですので、グローエの水栓金具を選ぶこともできます。

関連:グローエ(GROHE)とはどんな水栓金具か?ブランド、特徴など

パネルの色・カラー

リクシルキッチンのパネルの色・カラーを選べます
キッチンのパネルの色・カラーもたくさんの種類からセレクトできます。
色・カラーのグレードもあって、いいグレードの色は追加費用にはなります。

人気色は?

人気色は「暗めの色」です。
基本的にはショールームの展示品が売れ筋になるそうなので、それに準じたカラーになるようです。

価格はどうですか?

リクシルのキッチンの価格帯
リクシルのキッチンの価格についてですが、壁付I型255cm、奥行65cmの場合での参考価格帯が掲示されていました。

シエラはベーシックなキッチンなので、50-80万円の価格帯ですね。

アレスタは65-100万円のゾーンとおすすめが100万円台前半。

リシェルSIは80-150万円のゾーンとセラミックが130-200万円くらいの価格帯です。

口コミ・評判

リクシルのキッチンの口コミ・評判としては長年の歴史がありますから「収納が多くて、使いやすい」という声が多いそうです。

また、最近のセラミックトップの口コミとしてやはり「お手入れがラク。キズつきにくく、汚れにくい」という強い声があるそうです。

まとめ

リクシル(LIXIL)のキッチンの特徴、価格、評判などについてお伝えしてきました。
システムキッチン業界で、かなりの高いシェアを誇るリクシル。

水回りメーカーとしての製品開発やセラミックトップの打ち出しなど、特徴があります。

システムキッチン検討の参考になれば、幸いです。

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2020年9月25日
LIXILリクシルキッチンの特徴、価格、評判など