- 「アスコ(ASKO)の食洗機について詳しく知りたい」
- 「海外製食洗機で、アスコ(ASKO)というメーカーを知ったけど、どういうものかな?」
この記事ではこのような疑問にお答えします。
今回はアスコ(ASKO)の食洗機の特徴や種類についてご紹介します。

目次
アスコ(ASKO)とは?
アスコとは、1950年にスウェーデンで創業した会社です。
元々は全自動洗濯機の開発から始まりましたが、多くの人々の支持を集めて世界的な家電メーカーになりました。現在では、キッチン・ランドリー・業務用の分野で製品を造っています。
日本では、ツナシマ商事が総代理店を担っています。
この企業は、日本での家電の輸入において65年以上の経験のある会社です。
そのため、メンテナンスやアフターケアも含めてしっかりと行ってくれるので、海外製品にありがちな製品購入後の不安がありません。
アスコの食洗機の特徴
ここでは、アスコ(ASKO)の食洗機の特徴について、詳しく見ていきます。
アスコ(ASKO)の食洗機の特徴は大きく「デザインや機能性、耐久性が高い」「スーパークリーニングシステム」の2つです。
デザインや機能性、耐久性が高い
アスコ(ASKO)の食洗機はシンプルなデザインで、機能性や耐久性が高いです。
具体的には、自社で厳しい基準を設けているので、家庭用の製品でもハードな使い方をされる業務用と同様の製造方法を採用しています。
さらに、出荷前の検査ではすべての項目でのチェックを徹底していたり、1万2500時間の耐久テストを行ったりすることにより、20年の耐久性を実現しています。
スーパークリーニングシステム
アスコの食洗機の特徴の一つが「スーパークリーニングシステム」です。
スーパークリーニングシステムは特許で、フィルター部が常に洗浄されているというものです。クリーニング機能があると衛生的ですね。
細かい機能やポイント
バスケットは、フリーフォームバスケットとなっているので、食器や調理器具の形に関わらずスムーズに出し入れすることが出来ます。カトラリーラックは横置きとなっていて、たくさんのカトラリーが有っても一度に並べられます。
また、操作はボタンを1押しすることで1つのプログラムが実行されるので、機械に慣れていない人でも簡単に使えます。しかも基本のプログラムは12種類もあるので、食器の量や種類、汚れ具合などにより洗い方を変えられます。
さらに、表示部では液晶となっていて日本語で表記されているので、現時点でどこまで洗浄が進んでいるのかが一目でわかります。
水が噴出されるスプレーアームはステンレス製なので耐久性が高く、ガンコな汚れを落とせるエリアや庫内から簡単に出し入れが出来る取っ手付きのバスケットまであるなど、隅々まで綿密な設計がされています。
スプレーアームは特に工夫がされていて、深鍋が洗えたり水筒や哺乳瓶が洗えたりなどそれぞれの食器に対応したアームが付いています。さらに、大容量にもかかわらずヨーロッパレベルの省エネ性能を誇っているので、使う人の要望を漏れなく叶えていると言えます。
オプションドアは、「ステンレスドアとクラフトハンドル」「塗装のホワイトドアとクラフトハンドル」の2種類から選べます。
商品ラインナップ
アスコの食洗機として、日本で購入することができるのは3種類あります。
- DFI644
- DFI655
- D5556XXL
上記の3つです。
DFI644
DFI644は3種類の中で、最もリーズナブルな食洗機です。幅は60cmのサイズです。
価格は298,000円(税別)。
大きな違いは少し容量が小さい(13人分)のと、ラックが分割可倒するかどうか、クリップ機能があるかどうか、ミドルラックの有無、ピンが動くかどうか、というような細かいディテールに差があります。
DFI655
DFI655は、DFI644よりも大きい14人分の食器が洗えます。
価格は398,000円(税別)。
DFI644についている機能だけではなく、一番上のラックのピンが倒せるようになっています。それにより、上段に大きなお皿を置けるようになりました。
他にも、プラスチックなどの軽いものが水圧で飛ばないように固定出来るような仕組みも付いています。さらに、中段には茶碗や汁椀などの深さのある食器が置けるようになっているので、外国製品であっても日本の家庭でもしっかり活用することが出来ます。
他には、シャンパングラス用のラックがオプションで付けられます。
アスコの食洗機の特徴として、ラックについているピンの間隔が狭いという点がありますが、この機種ではピンを間引くことが出来ます。
D5556XXL
アスコの食洗機の最上位機種が「D5556XXL」です。
D5556XXLは、シリーズ最大級の15人分の食器が洗える機種です。
DFI655の特徴に加えて、たくさんの機能が追加されています。先程の2機種は基本プログラムが12種類でしたが、D5556XXLではさらに多い14種類となっています。
DFI644ではオプションとなっていたシャンパングラス用ラックも、標準で搭載されています。また乾燥機能も強化されていて、余熱乾燥と強制排湿だけではなく「ターボドライイングエクスプレス」をプラスすることでよりしっかりと乾燥させることが出来ます。
オプションドアもこの機種は違っていて、「Tバーハンドルとステンレス」・「センスハンドルとステンレス」・「センスハンドルと白い塗装」の3つから選べます。
まとめ
日本でキッチンを検討した時に「海外製食洗機がいいな」と思った場合、大きく5つのブランドから選ぶことになります。
具体的には「ミーレ」「ガゲナウ」「AEG」「ボッシュ」「アスコ」です。
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ただ、それぞれのブランドで細かい違いがあります。
それらについて探求されて、検討されることをおすすめします。