【TOTOミュージアム】設計・アクセス・営業時間・料金情報。どんなところか見学に行ってきました。

「TOTOミュージアムって、どこかで聞いたことあるけど、どんなところだろう?」
「TOTOの博物館があるって、本当?」
「TOTOミュージアムの詳細情報やアクセスなどについて知りたい」

そういう疑問にお答えします!

ここでは、TOTOミュージアムの詳細情報、アクセス、営業時間、料金など、実際に見学に行った経験をもとにお伝えします

目次

TOTOミュージアムの詳細情報。北九州市小倉北区にあります


▲TOTO本社。社長室もあるらしい

TOTOミュージアムは「北九州市小倉北区中島2-1-1」にあります。
この場所はTOTO本社敷地内です。

TOTO本社とTOTO小倉第一工場の敷地はなんと148,716平方メートル。
東京ドーム3個分を超える規模の広さ。

TOTOミュージアムは創立100周年を記念して、TOTO本社とTOTO小倉第一工場のそばに建設されました。

TOTOミュージアムの場所はTOTOゆかりの地

この地はTOTO創業の地でもあります。元々、TOTOは日本陶器合名会社(現・ノリタケカンパニーリミテド)の製陶研究所が母体。そこで国産第一号の水洗便器を製造。

本格的に事業化することとなり、日本全国で立地を探しました。そうして、原材料の調達、燃料である石炭の調達、門司港があり輸出にも便利ということで、福岡県企救郡板櫃村(後の小倉市、現・北九州市小倉北区)に約17万平方メートルの土地を購入して工場を建設しました。

TOTOは現在ではトイレのシェアが60%前後、システムバスのシェアが30%前後、システムキッチンが5%前後という、水まわりではかなり高いシェアを持つ企業となっています。

TOTOミュージアムの設計など


TOTOミュージアムの向かって左の建物は「水滴」をイメージしたやわらかいフォルムの建物です。「水滴」のコンセプトに拘り、建物内でも随所にそれを表現しています。

TOTOミュージアムの向かって右の建物は屋上を緑化し「緑豊かな大地」を表現しています。

「建築デザインを通して、地球の毎日に潤いをもたらす環境つくりに貢献したい」そんなTOTOの想いを形にしたこの建物は、環境配慮型施設になっています。水、熱、電力、素材、緑、長持ち、空気・・・地球と共存する、技術を活用し、水まわりからの環境貢献に力を注いでいます。

TOTOミュージアムの設計・施工は「設計:梓設計」「施工:鹿島建設」となっています。

TOTOミュージアムへのアクセス


TOTOミュージアムへのアクセスは基本的には「マイカー(自家用車)」でのアクセスが便利です。

遠方からの場合など、公共交通機関を利用される場合はJR小倉駅に到着されてからのアクセスがおすすめ。JR小倉駅に到着してからは、西鉄バスに乗ってバス移動するか、タクシーでサクッと移動するかになります

TOTOミュージアムの営業時間・休館日

■TOTOミュージアムのアクセス情報
住所:北九州市小倉北区中島2-1-1
営業時間:10:00-17:00 (入館は16:30まで)
休館日:月曜・夏期休暇・年末年始
入館料:無料。団体要予約(20名以上)
電話番号:093-951-2534
駐車場:あり(無料)
web:https://jp.toto.com/knowledge/visit/museum/

TOTOミュージアムへの交通案内

JR小倉駅から西鉄バスでお越しの場合

JR小倉駅小倉城口の小倉駅バスセンター
3番のりばから[21][22][43]系統バス
4番のりばから[25]系統バスで約15分「貴船町バス停」下車

JR小倉駅からタクシーでお越しの場合

JR小倉駅小倉城口のタクシー乗り場から約10分

北九州モノレールでお越しの場合

香春口三萩野駅南口下車、国道3号線を到津側に徒歩約10分

TOTOミュージアムの料金は?

TOTOミュージアムの料金はなんと「無料」

TOTOに興味のある方であれば、楽しめます。見学時間は1時間から営業時間いっぱいまで。興味によって自由に決めることができます。

TOTOミュージアム ショップでは

TOTOミュージアムショップではトイレ川柳のトイレットペーパーから食器まで豊富な種類のお土産品が販売されています。
TOTOのテレビCMのミニチュア人形が人気みたいです。

TOTOミュージアムの見学をちょっとご紹介


TOTOミュージアムのなかを見学しました。
ここではTOTOミュージアムの見学をちょっとご紹介します。

第1展示室:TOTO創業のルーツと歴史


TOTOは日本陶器合名会社(現・ノリタケカンパニーリミテド)の製陶研究所が母体となってできた会社です。その経緯など、TOTOの創業の歴史や変遷、キーパーソンにフォーカスを当てて展示しています。

第2展示室:水まわりの文化と歴史


第2展示室では水まわりの文化と歴史を展示しています。
1964年にホテルニューオータニに納入した日本初のユニットバスの現物を展示しています。約950点展示。

また、力士用のサイズや幼児用サイズのトイレも展示。

▼旧総理大臣官邸に設置された、日本初の高級便器

第3展示室:TOTOのグローバルギャラリー


TOTOは現在、全世界で展開しているグローバルカンパニーになっています。

具体的には日本、中国、アジア・オセアニア、米州、欧州など、19の国と地域で事業を展開しています。2014年には新興国市場での事業拡大を目指し、インドのジャグラート州で衛生陶器工場が稼働しています。生産拠点間の切磋琢磨により高いレベルでの商品の均質が実現されているそうです。

>>TOTO上海ショールーム(中国)
>>TOTOホーチミンショールーム(ベトナム)
>>TOTO台北フラッグシップショールーム(台湾)

TOTOミュージアムの予約方法

TOTOミュージアムは自由にご見学いただけます。
ただ、20名以上で来館される方、ガイド付き見学をご希望の方、貸切バスで来館される方はTOTOミュージアムの予約サイトからお申し込みください。
>>TOTOミュージアム予約サイト

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TOTOはチームワークの勝者-TOTO創立の歴史から学ぶ

2020年8月2日

ABOUTこの記事をかいた人

でんホーム株式会社 取締役・編集長。設計に口出し、現場を管理し、記事にも口出しする何でも屋さん。油山幼稚園→堤小→長尾中→福岡中央高→九州大学経済学部卒。2人の娘を持つ。【趣味】読書