ユニットバスを比較!大手メーカー8社の特徴や詳細を解説!

ユニットバス大手メーカーの特徴

「ユニットバス」と聞いて思い浮かべるのは、「浴室」「トイレ」「洗面所」の3つが同じ空間にあるものではないでしょうか。

また、空間は狭いですが、ビジネスホテルにも同じようなものが設置されています。

けれども、少し意外な気がしますがふだん私たちが毎日利用している浴室も、ユニットバスというのです。

今回は、毎日お世話になっているユニットバスの大手メーカー8社を取り上げて、その特徴などを詳細に解説していきます。どこのメーカーにしようか悩んでいる方はぜひ参考になさってください。

ユニットバスとは?

TOTOユニットバス
ユニットバスとは、現場での組立作業を容易にするために、あからじめ工場ですべてのパーツを製造した浴室のことをいいます。

また、浴室内の床や天井、浴槽のつなぎ目が一体化されていますので、防水性が非常に高く水漏れのリスクが少ないのが特徴です。そのため、2階や3階にも安心して設置することができます

工期を短くするためにできたのが「ユニットバス」

壁や床に、冷たいタイルを貼った浴室をごらんになったことがあるでしょうか。

実は、ユニットバスがまだなかった頃、日本古来の在来工法では、浴室の周辺に防水加工を施したうえで、コンクリートを流しこんで浴槽の床や壁を造っていました。

コンクリート打ちっぱなしでは、水が滲みてしまいますので、タイルを貼っていたのです。

しかし、いくらタイルを貼っても、綿密に防水加工していても水漏れが発生してしまい、土台が腐ったり白アリの被害にあったりしていました。そうならないよう、定期的に補修が必要となることも多かったのです。

床や浴槽のつなぎ目がないユニットバスが普及したことで、漏水のリスクが軽減し、工場で作られたユニットバスを現場で組み立てる作業だけになりましたので、工期が短くできるようになりました。

漏水のリスクが少ないユニットバスですが、各メーカーはお掃除のしやすさや使いやすいデザインにこだわったさまざまなタイプのものを販売しています。各メーカーで特徴が異なりますので、詳しく見ていくことにしましょう。

TOTOのユニットバス

TOTOユニットバスの大きな特徴は次の2つです。
節水や快適さを実現しています。

  • ほっカラリ床
  • 魔法びん浴槽

TOTOのユニットバスは、「ほっカラリ床」を採用し、冬の寒い日に浴室に入ったときの「ヒヤッ」とした感覚がなく快適なうえ、軽くこするだけで汚れが落ちるようになっています。

また、床の排水性に優れていますので、翌朝には靴下で浴室に入れるほどカラリと乾いています。

ほっカラリ床の下には断熱クッションを施していますので、ヒザをついても痛くないほどやわらかな床となっています。

魔法びん浴槽は、浴槽の周りを断熱材でカバーすることで4時間経った後でも、たった2.5℃しか温度が低下しません。

翌朝になっても魔法びん浴槽のお湯は、ぬるま湯状態。オプションの「ノコリ~ユECO」を使えば、洗濯に使えて節水になります。

LIXIL(リクシル)のユニットバス

LIXIL(リクシル)のユニットバスの大きな特徴は次の2つです。
LIXIL(リクシル)キレイを追求しているブランドです。

  • くるりんポイ
  • キレイサーモフロア

くるりんポイは排水トラップに渦流を発生し、排水口のゴミ受けに溜まったゴミを片手でポイッッと捨てられるため、主婦の間で大きな話題となりましたね。

キレイサーモフロアは、特殊な表面加工を施し、お風呂汚れの代表選手である皮脂汚れを落としやすくしています。また、従来の床よりも25%も冷たさを軽減していますので、冬でも足の裏が冷たくなりません。

タカラスタンダードのユニットバス

タカラスタンダードのユニットバスの大きな特徴は次の2つです。

  • ぴったりサイズ
  • ホーロークリーン浴室パネル

タカラスタンダードのユニットバスは、リフォーム時に小さくなってしまいがちな浴室のサイズを2.5センチ刻みでオーダーできるため、無駄になっていたスペースに広げることができます。

また、タカラスタンダードといえばホーロー素材ですよね。キッチンで大活躍しているホーローは、ユニットバスでもお手入れの手軽さと耐久性を実現しています。

浴室の汚れといえば石けんカスや水アカですが、特に壁は飛び散りなどでさらに汚れやすく、広い範囲をお掃除するのは大変です。ふだんのお手入れはシャワーでサッと流すだけいう手軽さですので、汚れが染み込まずとても清潔です。

Panasonic(パナソニック)のユニットバス

Panasonic(パナソニック)のユニットバスの大きな特徴は次の2つです。

  • スゴピカ素材
  • 酸素美泡湯(びほうゆ)

スゴピカ素材は、はっ水・はつ油加工成分が素材に配合されているため、水や汚れを弾いていつまでもキレイが長持ちします。汚れは軽くこするだけでツルンと落ちてとてもお掃除が手軽に感じられます。

また、パナソニックは「美しさ」にもこだわるブランドです。酸素美泡湯(びほうゆ)は、酸素を含んだミクロの泡が浴槽のお湯をやわらかくしてくれるため、入浴剤を入れなくてもお肌をキレイにしてくれて体を芯からポカポカと温めてくれます。

トクラス(ヤマハ)のユニットバス

トクラス(ヤマハ)のユニットバスの大きな特徴は次の2つです。

  • うつくし仕様
  • エルゴデザイン

トクラスのユニットバスは、「STORY」がグッドデザイン賞を受賞するなど、デザイン性に優れているのが特徴です。

なかでも、自社で開発した人造大理石の浴槽は、独特のなめらかさと肌触りで気持ちよく使え、表面が劣化しにくいためずっと長く使えます。

また、汚れがつきにくくお手入れが簡単な「うつくし仕様」の浴槽や、ゆるやかな曲線と人間工学にもとづいた「エルゴデザイン」により、洗い場も浴槽も広く感じられるのが特徴です。

クリナップのユニットバス

クリナップのユニットバスの大きな特徴は次の2つです。

  • 床夏シャワー
  • 高断熱浴槽

クリナップのユニットバスは、保温にこだわっているところが特徴です。

入浴前に床に向かってお湯のシャワーを噴出し、たった1分で床面の温度を25℃まで上昇させます。

これによって、冷え切った浴室を足元からポカポカと温め、寒い時期の室温変化によってもたらされるヒートショックを低減できるのです。

また、クリナップの浴槽はすべてが高断熱浴槽になっており、4時間たっても2.5℃以内にしか温度が下がりません。

ハウステックのユニットバス

ハウステックのユニットバスの大きな特徴は次の2つです。

  • クリン軟水
  • 温クリンフロア

ハウステックは、ヤマダ電機グループのユニットバスで、価格と機能、デザイン性とのバランスが良いブランドです。

ハウステックのユニットバスの一番の特徴は「クリン軟水」です。

クリン軟水は、カビの栄養源ともいわれている石けんカスの発生を抑えるため、お掃除が格段に楽になります。

また、軟水は石けんの泡立ちを豊かにし、泡切れもスムーズなためお肌はしっとりすべすべになります。

温クリンフロアは、微細な空気層を含む床材のため、ひんやり感を感じにくくなっています。また、水はけがよく乾きやすいため、お手入れが楽で清潔です。

ノーリツのユニットバス

ノーリツのユニットバスの大きな特徴は次の2つです。

  • おそうじ浴槽
  • ウォールデザイン

給湯器でおなじみにノーリツですが、浴室の販売の歴史は古く1951年の創業当時から商品を提供しています。

ノーリツの特徴は「OWRe(オウレ)」。オウレとはおそうじラクラクの「O」、ウォールデザインの「W」、リラックスの「Re」です。この3つを兼ね備えたユニットバスを開発しています。

おそうじ浴槽は、面倒な浴槽のおそうじをスイッチひとつで済ませてしまう、自動洗浄のことをいいます。

浴槽に角にある洗剤タンクにお風呂洗剤を入れておくと、洗剤とお湯が浴槽の隅々まで届き汚れを自動で落とします。

そしてノーリツのもうひとつの特徴は、まるで部屋の壁紙のような美しいインテリアウォールです。

極力継ぎ目をなくし、景色がつながって見えるようなデザインがゆったりとしたバスタイムを演出します。

ユニットバスを徹底比較!おすすめは?

ここまでユニットバス大手8社の特徴を見てきましたが、気になるブランドがありましたでしょうか。

機能が豊富なLIXIL(リクシル)、「美しさ」を追求したPanasonic(パナソニック)、節水や快適性にこだわったTOTOなど、ブランドごとに特徴がありますので、少し比較しただけではなかなか決められないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。

各ブランドはさまざまなシリーズがあり、浴室の大きさや予算に合わせて選べるようになっています。

また、おそうじの楽なもの、保温力に優れたものなど、それぞれに特徴がありますので、ぜひご家族にベストなユニットバスを選んでください。

ユニットバス大手メーカーの特徴