ベトナム・ホーチミン市に旅してきました。
でんホーム竹内です。
実は日本の注文住宅業界とベトナム・ホーチミン市はかなり密接な関係にあります。
それは住宅関連の建材を生産している工場がベトナム・ホーチミン市に結構あるんですね。
ベトナムの人件費がやはり日本人の人件費に比較すると、かなり安いので、人をたくさん使っての作業がコスト安で可能になります。そういうかたちで生産された住宅建材がコンテナ船に乗って日本に輸出されています。
具体的にどんな会社がベトナム・ホーチミン市に工場を持っているのかと言いますと、TOTOとも競合関係になるのですが、LIXIL(リクシル)のサッシ・ドア工場があります。
そんなベトナム・ホーチミン市。
ここには実はTOTOのベトナム現地向けのショールームがあります。
ベトナム・ホーチミン直営ショールーム開設 2016年12月02日 : ニュースリリース : TOTO
そういうわけで、行ってきました。
目次
TOTOホーチミンショールーム(ベトナム)へのアクセス
TOTOホーチミンショールーム(ベトナム)のある場所は一等立地です。
周辺にはアメリカの総領事館や各国の領事館・大使館があるエリア。ホーチミン市の観光地として有名なサイゴン大聖堂やサイゴン中央郵便局なども徒歩圏内です。
さすがに世界のTOTOということで、都心部のど真ん中に自社ビルということで、ショールームをお持ちです。
主要観光地のすぐそばということで、非常にアクセスはいいですね。
TOTOホーチミンショールーム(ベトナム)への具体的なアクセス・詳細情報
住所:1A Pham Ngoc Thach St., Dist.1, Ho Chi Minh
(ホーチミン市1区ファムゴックタック通り1A番地)
TOTOホーチミンショールーム(ベトナム)はこんな感じ
TOTOの自社ビル。
新築ビルだそうです。
フロアガイドを見ると、Manulife生命保険会社がテナントで入っているみたいです。
TOTOホーチミンショールームは地上4フロア、面積計約1000平方メートル。
TOTO商品だけでなく空間をイメージしやすいSUITEのシリーズやTOTOの歴史、ものづくりと技術などを展示しています。
グランドフロア: TOTO最高峰のNEOREST SUITEとインフォメーションセンター
改装中で見れませんでした。
Mフロア(中2F): シリーズ空間展示
シリーズ空間展示。
日本とは違って、かなりデザインテイストに特徴があります。
比較的、日本でも受けそうなデザインもあれば、フランスの旧植民地であったベトナムだからこそのヨーロッパ調の入ったデザイン浴槽も。
1STフロア: ウォシュレット、衛生陶器と技術展示
トイレの形状は現地向けにローカライズされている印象。
中国でも多少はローカライズされていましたが、より現地向けな印象。
中国ではネオレストをプッシュしていましたが、ベトナムではタンクありが多いです。ネオレストはあんまり売れないのかも。
トイレのタンク形状がかなり違います。
中国とも共通していますが、日本のTOTOショールームとはまったく展示が異なります。
具体的に言えば、ユニットバス、洗面化粧台セットがないです。
浴室に関しては、浴槽とシャワーを組み合わせるかたち。
洗面化粧台も、水栓金具と洗面台を組み合わせるかたち。
ユニットになっているものが少ないです。
中国も同じ。
現地の施工業者の技術レベルが低いのでしょう。中国も同じ理由だったので。
ホーチミン市在住の日本人の方に話を聞く機会ありましたが、ベトナム人は日本人みたいに細かくなく、完璧主義ではないみたいです。
個人的に興味深かったのは水栓金具の製造工程の実物があったこと。
金属のインゴットがそもそも。
溶かして金型に入れて成形。
きれいに整えて、メッキ処理。
これで水栓金具(蛇口)ができあがり。
2NDフロア: キッズコーナー、ファクトリーツアー展示
パブリック(公共施設)向けの商品展示みたいでした。
キッズ向けのものも。
まとめ
ベトナム最大の都市・ホーチミン市にあるTOTOショールーム。
異国の地でも有名なブランドになったTOTO。
宿泊したホテルのトイレやシャワーはTOTOでした。
現地にローカライズさせたところも、すごいなという印象です。
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