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住宅展示場を上手に活用しよう
住宅展示場とはハウスメーカーが一堂に会して、それぞれの強みを活かしたモデルハウスを建てて、住宅の魅力をPRするための場所です。
近年は価格の下落や住宅ローン減税の導入などによりマイホームの購入が増えてきています。特に理想の家を実現してくれる注文住宅には大変な人気があり、注文住宅を手掛けるハウスメーカーも数多く展開しているところです。
このように現代においてはハウスメーカーが実に多くあるため、どのハウスメーカーを選んだらよいのか迷うことも多くあります。そこで活用したいのが住宅展示場なのです。近年における注文住宅へのニーズの高まりから、住宅展示場も全国の都心部を中心に多く展開しています。
住宅展示場にはハウスメーカーが一堂に会してモデルハウスを紹介していますので、ハウスメーカーを容易に比較検討ができることから、最適なハウスメーカーを見つけることが出来るのです。
住宅展示場はここを見よう
数多くのハウスメーカーによるモデルハウスを見ることが出来る住宅展示場ですが、ただモデルハウスを見るだけでは意味がありません。
良いハウスメーカーを見つけるためには、住宅展示場を上手に利用するといいです。
その見方のポイントとしてまず挙げられるのがモデルハウスが将来を見据えた設計となっているかどうかといった点です。住宅は購入後、長い年月にわたって住みつくこととなります。購入したときは夫婦2人だけであるが、将来的には子どもを作りたいと考えているのなら、子どもが住む空間を想定しなければなりませんし、高齢になったときのことも考えなければなりません。
そのように考えると、例えば子供部屋を作るために部屋の分割が可能であるかといったことや、階段には手すりがあるかといった点が、おのずとモデルハウスのチェックポイントとなります。
また断熱材にも注目したいものです。断熱は快適な住まい環境を実現するためには必要不可欠な要素です。モデルハウスにはどんな断熱材があるのか、どのような効果があるのかはしっかりと確認しておきましょう。
モデルハウスはこうやって歩こう
住宅展示場にあるハウスメーカーの多くは高級感があって広い空間となっています。
このためどのように見学したらよいのか分からない人も多くいます。モデルハウスの歩き方のポイントは生活目線で歩くという点です。
玄関からリビングへは容易にアクセスできるか、キッチンからリビングへは無理なく行くことが出来るか、など日常生活を想定しながらモデルハウスを歩いてみましょう。
特にトイレは重要で、寝ているときにトイレに行きたくなった場合、寝室の近くにトイレがあるかどうかは非常に重要なチェックポイントとなります。
こうした点に着目してモデルハウスを歩くことが非常に効果的と言えます。
スタッフと積極的にコミュニケーションを取ろう
良いハウスメーカーを見つけるにはモデルハウスだけではなく、スタッフも大切なポイントとなります。
注文住宅の家造りとなりますと設計から建築、竣工後のアフターフォローまで、そのハウスメーカーと末永く付き合っていくこととなります。ハウスメーカーと長く付き合うためには、ハウスメーカーのスタッフと円滑なコミュニケーションをとれることが必要であることは言うまでもありません。
スタッフが親切・丁寧に接してくれるか、分かりやすく説明してくれるかがポイントとなります。住宅展示場に行ったら、モデルハウスを見るだけではなく、是非、スタッフとも積極的に会話をしてください。
モデルハウスにはスタッフが常駐していますので、分からないことや不安なことなど、家造りに関することなら何でも相談に応じてくれるはずです。
冷やかしでも良いです。
その時のスタッフの対応をしっかりと見ておくこともまた、ハウスメーカーを選ぶにあたっては重要なポイントとなります。