- 「子供部屋の広さはどれくらいがベストかな?」
- 「狭い子供部屋がいいの?それとも広い子供部屋?」
- 「子供部屋は何畳いるのかな?」
この記事ではこのような疑問にお答えします。
今回の記事では子供部屋の広さはどれくらいがベスト?狭い?広い?何畳?というテーマでお話していきます。
目次
狭い子供部屋にメリットはある?デメリットとは?
子供部屋の広さは各家庭によって異なりますが、それぞれのメリット・デメリットを理解しておくと家造りの参考になります。
狭い子供部屋のメリット・デメリットを知ることは、将来子供部屋を分ける選択肢を考えている人や、あらかじめ1人部屋を作ることを考えている家庭に役立ちます。
平均的に6畳が相場といわれており、それ未満の部屋の場合は狭い子供部屋です。
メリット
狭い子供部屋のメリットは、空間を上手に使えるようになることでしょう。限られたスペースしかない空間を快適に過ごすため、子供が片付ける能力を養うことができます。
また、子供が集まりにくい部屋となるため、騒音対策にもいい影響を与えられます。空間をどれだけ上手に使っても部屋全体がそれほど広くないため、大勢の子供が集まりにくいでしょう。
デメリット
デメリットとは収納スペースがあるかどうかにかかっています。
収納スペースがないと物を置く事が難しくなってしまいます。
もちろんベッドの下や机の下の足元のスペースなどを活用すれば、多少は収納スペースを作ることは可能です。しかし、クローゼットなどがない場合は収納家具を置くスペースを考えなければなりません。
また、ベッドと机の両方を置けるか、問題となります。
ベッドと机が一体となっているロフトベッドも、ある程度天井の高さがなければ置くことができないため、家を建てるときには慎重な判断が必要です。
広い子供部屋にはどんなメリットやデメリットがあるのか
狭い子供部屋だけではなく、広い子供部屋のメリット・デメリットも知っておきましょう。
子供部屋の定義としては、8畳以上が広いとされています。
メリット
広い子供部屋のメリットとしては、収納スペースが多いため、子供のお気に入りのおもちゃや本をたくさん置けることです。
特に習い事をしている子供の場合、学校の道具だけではなく、習い事の道具も置く必要があります。
置くスペースや練習するスペースがあることで、習い事を続けるモチベーションを高めることも可能です。
また、一人部屋ではなく複数の子供を広い子供部屋で過ごさせる場合、コミュニケーション能力が高まります。兄弟・姉妹との過ごし方によって、学校や塾などでコミュニケーション能力にも影響を及ぼすからです。
デメリット
デメリットとしては、片付けられない子供になる可能性があることです。
物を多くしすぎて片付けられないことも多く、定期的に片付ける習慣をつけなければ大人になって大変なことになるでしょう。
また、一人で広い部屋で過ごす週間が長いと、コミュニケーション不全に陥る可能性もあります。
家族間のコミュニケーション不足によって子供の成長が妨げられるリスクも少なくありません。
なお、複数の子供と広い子供部屋で過ごす場合、けんかや兄弟間のいじめなどが発生する恐れもあるため、注意してください。
子供によいとされる部屋の広さとは
子供部屋に適した広さとは、子供の年齢や人数、更に収納によって決まります。
一番適しているといわれる広さは6畳で、クローゼットなど備え付けの収納が付いていることが望ましいでしょう。
ベッドと机を置くスペースがあり、本棚などの収納を置いても更に友人を呼ぶスペースがあります。一人で過ごすスペースとしては快適といえる空間でしょう。
できればクローゼットは6畳に含まないほうが、快適に過ごすことができます。
子供がやりたいことを考えて防音対策を講じるなど、部屋の設備についても前もって相談をしておくと、将来の役に立ちます。
なお、2人部屋などの場合、将来部屋を仕切ることを考え、10畳から12畳のスペースを用意できれば最良です。
しかし、用意できない場合にはクローゼットや床下収納、ロフトなどを用意してなるべく空間を取れるような間取りにすることが望ましいといえます。将来仕切る方法も可動式のカーテンを利用するのか、可動式の壁面を利用するのかなどを考えておくことで、過ごしやすい部屋となるでしょう。
あらかじめ可動式のクローゼットを備え付けることや、二段ベッドを使って部屋を仕切るようにすることも選択肢の一つです。