廻り縁とは?意味やメリット・デメリットを解説

  • 「廻り縁という言葉を聞きました。どういう意味ですか?」
  • 「廻り縁って、どんな役割?」
  • 「廻り縁のメリット、デメリットってありますか?」

この記事ではこのような疑問にお答えします。

廻り縁とはどういう意味?


廻り縁とは天井と壁の接合部などの縁に使用される建築部材です。天井廻り縁と呼ばれることもあります。

部屋に高級感を出すのに役立つ建材ですが、元々は天井と壁の隙間を見せないために使用されるものです。

廻り縁をつけるのはなんのため?

一般的な建築物の場合、廻り縁がつけられています。

その目的は、もともとは天井と壁の材料が異なるため、両者の間に隙間ができてしまうのを隠すために使用され始めた建材です。

また、デザイン上での役割もあります。

天井部分を廻り縁にて縁取ることで、天井端部のラインを美しく表現でき、部屋に高級感を出すことができるのです。

廻り縁をつけない場合の理由

近年のデザイナーズマンションなどでは、おしゃれな演出として、あえて廻り縁をつけないことがあります。

この場合は2つのケースが考えられます。

  1. 見た目のスッキリ感・おしゃれさを出すため
  2. 隙間ができないので必要ないため

見た目のスッキリ感・おしゃれさを出すため

廻り縁があると、天井と壁の間に線が増えます。

このため、見た目があまりスッキリしないというデザイン的な要素があります。

そこで、見た目のスッキリ感・おしゃれさを出すために、廻り縁をつけないことがあります。

隙間ができないので必要ないため

もうひとつの理由が「隙間ができないので必要ないため」です。

デザイナーズマンションなどの場合、天井も壁もコンクリートであるために、隙間ができずに廻り縁が必要ない場合があります。

そういう場合は隙間ができないので、不要ということになります。

廻り縁をつけるメリットを考察


廻り縁をつけるメリットについて考察しましょう。
大きく2つのメリットがあります。

  1. 天井と壁の隙間を隠すことができる
  2. 部屋のデザインにメリハリがつくこと

天井と壁の隙間を隠すことができる

第一のメリットは天井と壁の隙間を隠すことができることです。

建築当初は隙間がないとしても、長年住み続けることでクロスが収縮することがあり、最終的につなぎ目に隙間ができることがあるのです。

廻り縁をつけることでその隙間を発生させないというメリットがあります。

天井の仕上げ材を施行するときには、部屋の中央部から端部に向かってクロスを貼っていきますので、最後の端部で着るときにどうしても壁との間に隙間ができます。その隙間を埋めてくれるのが廻り縁です。

部屋のデザインにメリハリがつくこと

次の理由は、部屋のデザインにメリハリがつくこと。部屋をすっきりと見せることが可能となるのです。

廻り縁をつけることでアクセントとなり部屋がすっきりとした印象となります。

また、天井と壁の境界線にアクセントをつけることで、豪華さや高級感が出るのです。最近では廻り縁も曲線的なものなども出現しおしゃれな演出ができます。

廻り縁には、シンプルなものから曲線的なものまでデザインは豊富です。太さもいろいろあるため好みに合わせて選べます。

天井と壁の境界線が目立ちづらく、空間を広く見せられるのもメリットです。

太い廻り縁を使用した際は存在感がMAXになり、豪華さや高級感が増します。

廻り縁をつけるデメリット

廻り縁をつけることにデメリットはあるのでしょうか。

デメリットとしては大きく1つあります。

  1. デザインに影響する

デザインに影響する

廻り縁そのものがデザイン性を持っています。

廻り縁の種類や材質も多様です。たとえば、一般的な戸建て住宅で最も使用されることが多いのが木質繊維をベースにした樹脂シート貼りの素材です。それ以外にも、無垢材だったり、集成材だったりの素材もあります。また、金属の素材もあったりします。

それぞれの素材やデザインが異なると、見た目・意匠・デザインに影響を与えます。

結構、部屋の印象が変わります。