- 「豪邸って、どんな感じかな?」
- 「豪邸について、ちょっと知りたい」
- 「どんな家を豪邸って言うのかな?」
この記事ではこのような疑問にお答えします。
僕(編集長)はこのサイトの編集長であると同時に住宅会社の経営陣でもあります。
日頃は注文住宅を建てていたり、外構の仕事をしていたりします。
参考:でんホーム株式会社
つまりは「プロ」です。
そのプロ建築業者から見る「豪邸とは?」というお話をしていきたいと思います。
具体的には「豪邸の3要素」をご紹介します。
目次
豪邸とは?何か
「あの家は豪邸だ」「豪邸だねー」なんて言葉をよく聞きますが、そもそも、豪邸とは何でしょうか?
言葉としての定義であれば「豪邸とは豪華な邸宅のこと。大きくて立派な家のこと」を意味しています。
大きくて、豪華で立派な邸宅。
それが豪邸であって、具体的な定義があるわけではないのですが、プロとして「この家は豪邸かどうか?」という観点で判断するときに「豪邸の3要素」というものを考えていますので、それをお話したいと思います。
豪邸の3要素
では、「豪邸の3要素」についてお話していきたいと思います。
「豪邸の3要素」は以下の3つになります。
- 広い
- 高級な素材を使用
- 家以外にもお金かけている
それぞれの項目について、詳しくお話していきます。
広い
豪邸の一番の要素は「広い」ということです。
ワンルームマンションが広さ20平米といったところでしょうから、300平米という豪邸であれば、ワンルームマンション15部屋分の広さということで、たしかに豪邸ですね。
そもそも、建築面積に応じて総額の建設費は大きくなります。常識的に考えて、建物を1平米分建築するのに材料や人件費がかかりますから、それは面積が広くなれば、金額も増えますね。
そういうわけで、広い家は建設費も高額になっているわけです。
ということは、つまり、とっても広い家はとってもお金がかかっている、ということです。
それで「広い」ということは豪邸の大きな要素になるのです。
高級な素材を使用
次の要素は「高級な素材を使用」しているということです。
一般的な表面の仕上げはビニールクロスということになります。
内壁、天井もビニールクロス。
それが一般的な住宅の仕上げです。
これが豪邸であれば、木(意外に木を使うのは高級です)、タイル、そして、石。
大理石貼りの床や壁といったものをご覧いただければ、高級感があるな、と思われると思うのですが、実際に高級です。
大理石だけでなく、御影石、十和田石、大谷石、鉄平石といった日本で生産される石もお高いですし、ビアンコカラーラやトラバーチンといったイタリアなどのヨーロッパで生産される石もお高いです。
そういう高級な素材をふんだんに使用している家。
それが豪邸の要素のひとつではあります。
家以外にもお金かけている
最後の要素は「家以外にもお金かけている」です。
豪邸は家そのものに非常にお金をかけています。広くて大きな家で、高級な素材をふんだんに使用した家です。
ただ、それだけではなく、家以外にもお金をかけていることがポイントです。
たとえば、プールがあったり、テニスコートがあるといった付属施設。
また、一番わかりやすいのは「庭」です。
庭が日本庭園みたいな庭だったり、ヨーロピアンな庭園や大きなイングリッシュガーデンなど、庭にお金をかけていそうなパターンの豪邸も多いです。
他には大きなビルトインガレージなんかもありますね。
そういうわけで、家そのものだけではなく、それ以外にもお金をかけていることが豪邸の要素のひとつになります。
まとめ
ここまで、豪邸について考えてきました。
ここまでの話をまとめますと、「広くて、高級な素材を使っていて、家以外にもお金かけている」という家があった場合、それは間違いなく豪邸であるということです。
芸能人・セレブの豪邸、著名な経営者の豪邸、地主の豪邸。
色々な豪邸があります。
何かの参考になれば、幸いです。