- 「トーヨーキッチンの照明について詳しく知りたい」
- 「moooi(モーイ)やカルテルの照明もトーヨーキッチンが取り扱っているらしい」
- 「印象的なペンダントライト(照明)について、色々情報収集しています」
この記事ではこのような疑問にお答えします。
今回はトーヨーキッチンが取り扱っている照明について、そのブランドや種類、価格などについてご紹介していきます。
目次
トーヨーキッチンとは?
トーヨーキッチンとは、本社を名古屋市名東区に置く株式会社トーヨーキッチンスタイル(TOYO KITCHEN STYLE Co,.ltd. )であり、主にシステムキッチンや家具、照明などを販売するメーカーです。
元々はステンレス食器メーカーでしたが、1958年にステンレス流し台の製造をスタート。以降、ステンレス加工技術をウリにするキッチンメーカーとして知られています。
現在でも、そのデザイン性を生み出すところに独自のステンレス加工技術を用いており、技術力の高さを裏付けています。
関連:トーヨーキッチンはデザインが最大の特徴!特徴、価格は?評判・口コミは?iNO、CORE、BAYのキッチンの違いについてもまとめてます。
キッチンメーカーが照明を販売?
トーヨーキッチンの照明、ということなのですが、一般的に考えると、疑問がわきます。
「キッチンメーカーが照明を販売?関係なさそう」
そう思いますよね?
トーヨーキッチンの方にお話を伺ったところ、
『トーヨーキッチンのテーマは【「住む」をエンターテインメント】というものです。
たしかに「キッチンメーカーが照明を販売」と言うと意外に思われるかもしれません。
ただ、キッチンとその周辺空間のリビングダイニングも含めて、一つの空間ととらえるとキッチンのみならず、ダイニングのペンダント照明なども全体を構成する上では統一感があると、よりよい空間になると思っております』
そういうわけで、キッチンだけではなく、周辺空間含めてのご提案、ということで、照明も取り扱っているそうです。
トーヨーキッチンが扱う照明ブランド
トーヨーキッチンが取り扱う照明ブランドは大きく3つです。
- カルテル(Kartell)
- moooi(モーイ)
- トーヨーキッチンスタイル(自社ブランド)
ここからは、それぞれの照明ブランドや種類についてご紹介していきます。
カルテル(Kartell)
カルテル(Kartell)は1949年、イタリアのロンバルディア州に化学エンジニアのジュリオ・カステッリによって創立されたブランドです。
プラスチック加工技術を活かし、革新的な家具の製造を開始。
エンツォ・マリ、フィリップ・スタルクなど、世界的に著名なデザイナーとのコラボレーションも多いです。
公式サイト:カルテル(Kartell)
プラネット
プラネットはクリスタルガラスのような透明な樹脂を厚みを調整することで、様々な角度から見て美しく変化するきらめきを実現した照明です。
デザインは日本人の吉岡徳仁さん。
サイズ・価格
ペンダント照明だと、サイズは横30cm/高さ27cm。
価格は66,700円です。
moooi(モーイ)
moooi(モーイ)は2001年にマルセル・ワンダースとキャスパー・フィッサスにより設立されたブランド。
オランダ語の「mooi(美しい)」に1つ”o”を加えることで、さらなる美しさやオリジナリティのあるデザインを目指すという意味で名付けられました。
ここでmoooi(モーイ)の照明について、ご紹介しようと思うのですが、moooi(モーイ)の照明は種類がたくさんありますので、ここではいくつか印象的な照明をご紹介しようと思います。
公式サイト:moooi(モーイ)
メッシュマティックスシャンデリア
インパクトのあるモダンなシャンデリアが「メッシュマティックスシャンデリア」です。
デザインはRick Tegelaarさん。
繊細なワイヤー技術を巧みに使うことで、浮遊感のある幻想的な雰囲気を作り上げるようなシャンデリアになっています。
技術的には配線がなく、ワイヤー自体を微量な電流が流れることで照明として構成されるように作られています。
サイズ・価格
サイズは横90cm/高さ90cm。
価格は480,000円です。
レイモンド(RAIMOND)
レイモンドは日本人的な要素を持ち合わせていると感じさせるデザインです。
デザインはRaimond Putsさん。
レイモンドは周囲が暗い状態では「花火」のような光のデザインになっています。
暗くなると、ワイヤー部分が見えなくなるからです。
ネット状に組まれた球状の照明がほの白い光を放つようになっています。
moooi(モーイ)としては、宇宙に輝く星を思わせるようなデザインですが、日本人から見ると「花火」を思わせるようなデザインですね。
とにかく、大きな空間に吊るすことで、幻想的な雰囲気を生み出す照明です。
サイズ・価格
レイモンドR61の場合、サイズは横61cm/高さ61cm。
価格は406,000円です。
ヘラクレウム(HERACLEUM)
ヘラクレウムはその名前になるセリ科の多年草の花をイメージさせる照明。
デザインはBertjan PotとMarcel Wandersさんです。
花びらのような薄い反射板によって表現しています。
空間に花を咲かせるというコンセプトの照明です。
サイズ・価格
サイズは横103cm/高さ75cm。
価格は488,000円です。
コッペリア(COPPELIA)
コッペリアは最新のLED技術を用いた新しいシャンデリア照明です。
デザインはArihiro Miyake(三宅有洋)さんで、日本人デザイナーです。
極細のワイヤーに電極を通すことで、ワイヤーそのものが本体としてコッペリアのフォルムを形作っています。
複雑に見えるワイヤーパターンも、実は秩序だった規律の元に構成されており、軽やかに浮遊するようなデザインのシャンデリアです。
サイズ・価格
サイズは横101cm/高さ54cm。
価格は483,000円です。
トーヨーキッチンスタイル(自社ブランド)
トーヨーキッチンスタイルとして、自社ブランドでも照明を製造販売しています。
代表的な照明は「クランカー(KLUNKER)」です。
クランカー(KLUNKER)
クランカー(KLUNKER)はクリスタルのようなパーツが組み合わさってできた照明です。
水平ラインを象徴的に描いている照明ですね。横一線の水平ラインから吊られるクリスタルパーツによってデザインされたシャンデリアという感じです。
サイズ・価格
サイズは横125cm/高さ29cm。
価格は89,000円です。
まとめ
トーヨーキッチンの取り扱う照明は、まさにトーヨーキッチンのスタイル、世界観を象徴するかのようなデザインをした照明たちでした。
ちなみにキッチンは買わなくても、照明だけでも購入することは可能だそうです。
ご興味ありましたら、実際にトーヨーキッチンの全国各地のショールームでご覧いただければと思います。
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