木工作家・三谷龍二さんのお店「10cm」で一生モノの木のスプーンを買う。@松本市

本サイトの取材で長野県に行きました。
せっかく長野に来たのだからと色々と検討。

前に松本市には訪れたことがあったのですが「国宝・松本城」には行ってませんでした。

ということで、せっかくだからというわけで、松本市に1泊。
「国宝・松本城」を観光しました。

松本市と言えば、僕のなかでは三谷龍二さんのお店「10cm」がすぐに浮かびます
実際、このお店は二度目です。

三谷龍二さんのお店「10cm」@松本市 木の皿を買いました。トラックの旅 3:福岡-長野間往復2,000kmのロングドライブ [2016年6月]

目次

三谷龍二さん(木工作家)とは?

木工デザイナーの三谷龍二さん
1952年、福井市生まれ。
1981年、松本市に工房PERSONA STUDIOを設立。

桜、栗、楢(なら)、胡桃(くるみ)、楡(にれ)といった無垢の木を素材に加工することで、木の器、木の匙(さじ)、カッティングボードなどをつくる木工デザイナー。

普段使いの木の器をつくっています

雑誌やウェブメディアなどでも多数掲載され、有名な大人気木工作家として知られています。

著書:「木の匙」(新潮社)「僕の生活散歩」(新潮社)「遠くの町と手と仕事」(アノニマスタジオ)「器の履歴書」(アトリエ・ヴィ)「日々の道具帖」(講談社)「道具の足跡(共同編集)」(アノニマスタジオ)「生活工芸の時代(共同編集)」(新潮社)など。

手仕事ならではのあたたかみのある作品が多いです。

「10cm(10センチ)」松本市

松本市内の中心部。
松本城からも、ほどほどの距離にあります

徒歩圏内です。
僕も歩いて行きました。

もとは古いたばこ屋さんだそう。

お店の名前は「10cm(10センチ)」。
オープンしているのは金曜・土曜・日曜・祝日の11:00-18:00。

こぢんまりとした店内にはオーナーの三谷龍二さんの作品である木の器や木のカトラリー(スプーンやフォーク)、カッティングボードなどがありました。

※店内写真撮影禁止でした。

そのほかにも、様々な作家さんの作品がいくつも。
リネンも少し置いてました。

僕が買ったのは「木のスプーン」

前回の訪問時に買ったのは「木の皿」と「木のスプーン」「木のスパイススプーン」。

三谷龍二さんの木の皿
ヤマザクラ(山桜)の木を加工してつくったお皿です。

実は前回買ったものと同じタイプのものだと思うのですが、今回僕が買ったのは「木のスプーン」です。

手仕事の木工作品ですから、安くはありません。


木のスプーン 2,500円(税別)

普通のスプーンなら、数百円です。

この木のスプーンはちょっとした想いがあって買いました。

これから日本国内だけではなく、中国、アジア、ヨーロッパなど、世界を旅行してまわろうと勝手に考えています。

行く先々で外食などすることでしょう。
時には時間がなくて、お金がなくて、カップラーメンだけだったり、ヨーグルトだけだったり、そんなこともあると思います。

そういうときに、この木のスプーンひとつあれば、ほとんど何でも食べられると思い、買いました。

旅のお供、ですね。

コンビニでスプーンやフォークをもらい忘れても、海外の地元スーパーでヨーグルトだけ買っても。
この木のスプーンで食べることができます。

一生モノの木のスプーンだと考えています。
一生の旅のお供に、と買いました。

基本的なコンセプトは「一生モノ」。
ずっと使い続けていきたいです。

「10cm(10センチ)」の店舗情報

「10cm(10センチ)」
住所:長野県松本市大手2-4-37
電話番号:0263-88-6210
営業時間:11:00-18:00
営業日:金曜・土曜・日曜・祝日

三谷龍二さんのご自宅は建築家・中村好文さん設計

三谷龍二さんのご自宅「三谷さんの家」は建築家・中村好文さんが設計されています。

中村好文さんの味わい深い設計のおうちです。

中村好文さん(住宅作家・建築家)特集。建築、建築思想、実際の事例など

2020年11月14日

ABOUTこの記事をかいた人

でんホーム株式会社 取締役・編集長。設計に口出し、現場を管理し、記事にも口出しする何でも屋さん。油山幼稚園→堤小→長尾中→福岡中央高→九州大学経済学部卒。2人の娘を持つ。【趣味】読書