- 「室内で洗濯物干ししたいのですが、何かありますか?」
- 「天井に取り付ける洗濯物干しがあるみたいですが、詳しく知りたい」
- 「天井取付タイプの室内物干しについて、もっと知りたい」
この記事ではこのような疑問にお答えします。
今回は「室内物干しは何が良い?天井に取り付けるタイプのおすすめ室内物干しを紹介!」というテーマでお伝えします。

目次
天井取付の室内物干しって何?
天井取付の室内物干しとは、家の天井に取り付けるタイプの物干し竿です。
部屋干しをする場合、つっぱり棒を使って洗濯物を干すことが多いでしょう。しかし、つっぱり棒だとあまりにも洗濯物の量が多すぎる場合に重さに耐えられずに落ちてしまう、壁がへこんでしまうなどといったデメリットがあります。
そこで、注文住宅を建てる場合につっぱり棒を使いたくない場合には天井取付の室内物干しがおすすめです。
天井に取り付けられているので洗濯物が落ちてしまったり壁がへこんだりする心配なく快適に部屋干しができます。
おすすめの室内物干しは?
天井取付の室内物干しの定番の種類は天井に埋め込む機械式のもの、ポールを吊るすものの2種類が挙げられます。この2種類のメリット・デメリットを確認しましょう。
ポールを吊るす室内物干し
まず天井取付タイプの室内物干しでも特に簡単に使えるのがポールを吊るすタイプのものです。
天井からリングを2つ吊るし、そのリングにポールを通して使います。このタイプの天井取付の室内物干しだと川口技研のホスクリーンやナスタのエアフープが挙げられます。
天井取付タイプのものの中で比較的安価なうえに場所を使わないので、洗濯物を干すスぺースが限られている時に便利と言えるでしょう。
しかし、このタイプはポールを片付けられる点が便利ですが、ポールを置くスペースに困るという声も多いです。それに、ポールを外す際に壁に傷が入ってしまったというトラブルもあり、多少広い部屋に設置した方が良いと言えるでしょう。
機械式の室内物干し
天井取付タイプの室内物干しでも機械式のものだと、スイッチを押すと物干し竿が天井から出てきます。
天井に埋め込むので、物干し竿が一切目立たずリビングなどにも設置することができる点が便利でしょう。それにちょうど良い高さまで物干し竿を降ろすことができるので腰が悪いお年寄りでも手軽に洗濯物を干せます。
このタイプのものだとパナソニックのホシ姫サマが有名です。
ホスクリーンなどと比べると洗濯物を干す度にポールを出したり片づけたりする必要が無い点が便利ですが、機械式なので高価というデメリットもあります。
基本的に機械式の室内物干しは10万円を超えるため、予算に余裕があるなら良いですがそうでないならあまりおすすめできません。
手動昇降式の室内物干し
機械式ほど予算は出せないけれども物干し竿があまり目立たないものが欲しいと思っているなら手動式という選択肢もあります。手動式なら自分で操作バーを使って昇降するので機械式よりもお手頃な価格となっています。
川口技研のホスクリーンの昇降式やナスタのエアバーなどが例として挙げられ、3万円程度で購入できることから人気が高いです。
天井取付以外にも様々なものがある
天井取付以外にも室内物干しには様々なタイプが存在します。スペースなどの関係で天井取付以外のものを視野に入れている人もいるでしょう。そこで天井取付以外の室内物干しも紹介します。
壁に取り付けるタイプの室内物干し
まず挙げられるのが壁に取り付けるタイプの物干し竿です。窓際などに設置することで日差しを有効活用でき、外干しに近い状態で洗濯物を干せます。
天井取付のように物干し竿を収納することができるものが多く、スペースを使わない点や来客時に物干し竿を隠すことができる点が便利と言えます。このタイプだとベルメゾンの壁付物干しやオークスのフレクリーンなどが有名でしょう。
ただ、壁に取り付けるタイプは天井取付よりも洗濯物による負荷が大きいために耐えられる重量が軽めに設定されていることが多いです。そのため、それほど洗濯物の量が多くないなら良いですが、洗濯物の量が多くなりがちな家庭には向きません。
ワイヤー式の室内物干し
次に挙げられるのがワイヤー式の室内物干しです。
壁にワイヤーを設置するだけなので設置が簡単であり、必要な場面でワイヤーを引っ張って出すだけで使える点が便利と言えるでしょう。このタイプは森田アルミ工業から発売されているPidが有名です。
浴室など狭い場所にも設置することができるので、物干し竿を設置するスペースが限られている際におすすめと言えるでしょう。
ただ、このタイプの室内物干しはどうしても洗濯物の重みのせいでワイヤーがたるんでしまい、真ん中に洗濯物が集中してしまう可能性があります。そのため、こちらも洗濯物の量が多い場合にはあまり向いていないと言えるでしょう。
それ以外のタイプの室内物干しもあります
また、必要に応じて出したり片づけたりするタイプのものも良く使用されています。
パラソル型やスタンド型など様々なタイプがあり、価格が安いうえに大量の洗濯物を干すことができる点が便利です。
天井取付の室内物干しなどメインで使う室内物干しを設置し、スペースが足りなくて干し切れない分の洗濯物を干すために使うサブとして1つ購入しておくと良いでしょう。
ただ、このようなタイプは必要に応じて片づけるのが面倒で出したままにしている人も少なくありません。それに、サイズが大きいので収納スペースに困ってしまう可能性もあります。したがってこのタイプはスペースにあまり余裕が無い場合には向いていないと言えるでしょう。