こういう土地探しはやめて!!土地探し失敗の話【家づくりの悩みQ&A】

福岡市内の校区と学力や土地相場などに詳しいと自負している竹内です。
単純に土地とか不動産が好きです。

さて、福岡で注文住宅を建てられる方の80%くらいは、土地探しからスタートという方なのではないでしょうか(竹内の肌感覚)。

・自分で長年住んでいた家を建て替える。
・両親の遺してくれた土地に注文住宅を建てる
・親族から安価で譲ってもらった土地に家を建てる

こういうケースの方ですと、土地ありの状態からのご自宅建設という流れですので、土地探しという一大プロセスを経ずにすみますので、比較的スムーズというか、家づくりに没頭できます。

そうではない土地探しから、という方の場合、土地探しという大きなハードルがございますことを、ぜひご覚悟頂けましたら

目次

こういう土地探しはやめて!!土地探し失敗の話

実際にどうすればいいのか、といったお話の前に「土地探し失敗の話」をさせてください

なぜかと申しますと、最近、2件ほど立て続けにこういったご相談を受けたからです。

事前に知っておけば、失敗は避けられたと思います。

内容としましては「良さそうだなという土地があって、買っちゃった」という話です。

良さそうだな、という土地があって、買っちゃって・・・

土地があったとして、大体のケースで家は建つのですけれども、追加費用なしで建つのか、別途お金がかかるかの違いはあります

買っちゃった土地の多くの場合は特段の問題もない土地です。

ただ、ご相談の2件はどちらも「きちんと建てるには別途、大金がかかるという土地」でした。

具体的にどこにお金がかかるかと申しますと、ひとつは擁壁工事。もうひとつは土留め工事です。

どちらも敷地内や敷地周辺で高低差が激しい土地でした。

土木工事として掘削や擁壁コンクリートのやりかえなど、意味がわからないフレーズが多いかもしれません。

ということはすなわち、「この土地が別途で大金がかかる土地かそうでないか」の判断はプロでないと難しいという話です。

ちなみにどちらも数百万円から1000万円を別途工事で見積もらないといけないレベルでした。

お土地を売却されるか、予算を切り詰めるか、という判断になります。

どちらもネガティブな話ですが。。。

なぜ、土地探しに失敗するのか?失敗の話の共通点

なぜ、土地探しに失敗するのでしょうか?

それは「土地探しした経験がほとんどないから」です。

家づくりをすることは人生で1、2度です。
その内、1回くらいでしょうか。真剣に土地探しするのは。

そういうわけで、一般的には土地探し初心者なわけです。

加えて、「この土地は追加工事費用がかかるかどうか」「建築基準法上の道路に接道していて、セットバック不要か?」「上下水道の引き込みは?」などの様々な工事費用がかかる可能性を確認できますでしょうか?

一般的には難しいのではないでしょうか。

先程お話した土地探し失敗の話の共通点は「プロのアドバイスを受けていない」です。

土地探しを一緒にサポートしてくれるプロがいない状態で、初心者の自分だけで良いかどうかの判断をしたので失敗してしまったわけです。

「プロの不動産屋さんが一緒にいたんじゃないの?」

そう思われるかもしれません。

ただ現実には不動産屋さんは不動産売買のプロであって、住宅建築のプロではありません

この土地に追加費用がかかるかどうかは建築工事の話で土地の話ではないからです。

そういうわけで、知識と経験のあるプロがいないと失敗の可能性は高まります。

そうなると大事なのが、土地探しのパートナー探しです。

土地探しの前に、土地探しのパートナー探しが大事

具体的には、土地が見つかったとして、建物(注文住宅)を建てる会社、工務店や住宅会社に土地探しのパートナーになってもらう、というのが解決策です。

前述の2件も、土地探しのパートナーがいれば、その土地を選ばなかったかもしれません。

でんホームでも、土地探しパートナー制度というものを設けておりまして、土地探しの状態からでも家づくりを全面的にバックアップしております。

ご興味持たれた方は、ぜひお問い合わせください。

土地探しから、注文住宅を建てたいときに、具体的にどうすればよいのか気になった方は、こちらの記事をご覧ください。

土地から探して注文住宅を建てたいのですが、どうすればいいのでしょうか?かしこい土地探し3つのステップ【家づくりの悩みQ&A】

2020年8月2日

ABOUTこの記事をかいた人

でんホーム株式会社 取締役・編集長。設計に口出し、現場を管理し、記事にも口出しする何でも屋さん。油山幼稚園→堤小→長尾中→福岡中央高→九州大学経済学部卒。2人の娘を持つ。【趣味】読書