「福岡エリアで土地探ししてるんだけど、どうなんだろう??」
「福岡市で土地ほしくて、探しているんだけど、どうすればいいの?」
「福岡の土地事情って、どんな感じ?」
「福岡って、エリアによって何か変わるのかな?」
そういう福岡エリア(特に福岡市内)で注文住宅で家づくりするために土地探ししている方に向けて、福岡エリアでの土地探し方法まとめをご紹介します!
ちなみに、僕は福岡在住30数年。
生まれも育ちも福岡ということで、ずっと福岡にいます。
編集長・竹内です。
福岡エリア(特に福岡市内)の土地勘はばっちり。
どういうエリアが昔はどういう感じで、どういうエリアが元々高級住宅街で、、、のような情報も豊富に持っています。
目次
土地探しの前に、知っておくべきお金(予算)の話
注文住宅のマイホームを検討されていて土地探しの場合、お金(予算)の話は切っても切り離せません。
なぜかと言いますと、単純に「いい立地」「いい土地」「みんながほしがる土地」は高いです。
たとえば、福岡市内の土地を新たに取得しようとすると、坪40万円くらいは平気でします。
坪単価50-60万円もザラ。
教育環境がよく、人気のエリアであれば、坪80-120万円といった土地もあります。
そうしますと、どのエリアを選ぶかで土地の金額は大きく変わります。
土地にかける費用もそうですが、同時に注文住宅の費用・予算も考えなければなりません。
そういうわけで、まず、土地探しの前に、いろいろとお金(予算)の話を考えておかなければいけません。
具体的には「総予算はいくらなのか?」「土地にいくらお金をかけるのか?」「建物にいくらお金をかけるのか?」です。
詳しくは別記事に書いていますので、ご覧ください。
福岡の土地事情:福岡は大きく3つのエリアに区分できます。
福岡エリア(特に福岡市)の土地情報の大枠をお伝えしますと、エリアは大きく3つに区分できます。
具体的には
「西」「東」「南」
この3つです。
なぜ、
このように分かれるのかと申しますと、
第一に「地理的な要因」、
第二に「学区」
です。
細かい話になるのですが、福岡エリアは「博多駅-天神」という都心部エリア・繁華街エリアが中心にあります。そのため、この「博多-天神」エリアが東西を分断しています。
加えて、西鉄天神大牟田線(西鉄電車)の沿線ゾーンを中心として南エリアを形成しています。
加えて、教育環境ですね。
福岡には大きく分けて3つのトップ高校があります。
「修猷館高校」「福岡高校」「筑紫丘高校」
の3つです。
それで、これらの学校のどこに進学できるのかは住んでいる場所によって決定されます。なので、土地が重要になってきます。
さらに、これらのトップ高校への進学率などの要因もありますから、人気・不人気の立地エリアが決定されていきます。
詳しくは別記事に書いていますので、ご確認ください。
福岡のどこが人気エリアなのか?人気エリアの見極め方
福岡のエリアは「西」「東」「南」に分けられるとお話ししました。
そして、この各エリア内でも、それぞれ「人気エリア」と「そこそこ人気エリア」と「不人気エリア」に分かれます。
ただ、不人気エリアと言いましても、福岡エリアの土地は需要がとても大きいので、売れます。
住みたい人は多いです。
福岡エリアは総じて土地がないです。
土地不足です。
いい土地はすぐ売れます。
そういったなかで、坪単価が高くても売れる土地とそうでない土地があります。
そのことについて、別記事で詳しく解説しています。
地図で見る、福岡市の人気エリア・土地探し情報
福岡市の人気エリアは「学区」と「アクセス」で決まります。
具体的には「福岡市営地下鉄空港線」「西鉄天神大牟田線」「福岡市営地下鉄七隈線」の電車の路線で人気度が左右されます。
それに加えて、福岡市内を分断する線があります。
それは「202号線」と「福岡都市高速環状線」です。
別記事に実際に色付けして、地図からそれら福岡市内の人気エリアを図で解説しています。
掘り出しものの土地はほぼないです
土地探しで知っておいていただきたいことのひとつが「掘り出しものの土地はほぼない」ということです。
正直、まったくないわけではありません。
ごくまれに、そういった土地が出ます。
ただ、基本的には掘り出しものの土地はないです。
「あっ、バーゲン価格の掘り出し物の土地だ!」
そう思っても、旗竿地や高低差が激しくてお金がかかる土地の場合があります。
そういう土地は結局は相場並みにおさまります。
詳しくは別記事で解説しています。
土地探しの注意点1:道路に接してないと家は建てられない
土地探しする場合の注意点のひとつが「道路に接してないと家は建てられない」ということです。
このことを専門用語で「接道義務」と言います。
具体的には「原則として幅員4mの建築基準法上の道路に、2m以上接した敷地(土地)でなければならない」ということです。
より詳しい解説は別記事で解説していますので、ご確認ください。
土地探しの注意点2:防火地域・準防火地域って、ご存知ですか?まったく同じ家に150万円超 余計に支払う可能性が…
土地探しする場合の注意点にはほかには「防火地域・準防火地域」というものがあります。
これは建物が密集していて防火対策していないと延焼してひどいことになる可能性があるエリアを規制しています。
それで、防火地域・準防火地域に指定されているエリアですと、耐火または準耐火建築物でないといけなくなります。
これが問題でして、窓が防火仕様の窓・サッシにしないといけません。
そのため、ざっくり150万円くらい追加費用になります。
場合によってはそれ以下もありますし、それ以上もザラです。
同じ家ですが。
そういうわけで、この防火地域・準防火地域についての解説を別記事でしています。
まとめ
このように、土地探しと言っても、色々な要因や検討すべき事項があります。
何も知らないで土地を買ってしまうと、問題になることもあります。
ですので、最終的には、注文住宅を建てる先の信頼できる住宅会社・工務店をパートナーとして、土地探しをされることをおすすめします。