今日も現場で職人さんたちと打ち合わせやら語り合ったりしてきました竹内です。
今日はちょっと思ったことを。
でんホームの家を作る職人さんたちは、基本的にはでんホームだけの専属ということはなく、他社さんの仕事もしています。
でんホームだけの仕事で大きな売上はいきませんので。
それで、職人さんたちは、僕らよりも色々な住宅会社の裏側を見てきています。
現実の現場、家づくりの裏側です。
高級注文住宅メーカーもあれば、中堅どころの地場工務店もあれば、格安のローコスト住宅メーカー、そしてでんホームみたいな超零細工務店まで。
家づくりの舞台裏は、真実の姿です。
その話を色々熱く語り合いました。
結論というか、感じたことはタイトルの通り。
いい家は、作り手の人間性で本当は決まる。でも、現実は人間性で会社選びはされない。
いい家かどうかは、わかる人にはわかるけれども、普通はなかなかわかりません。
パッとわかるミスはしないものですので。
見えないところで手抜きするとか、見えないところで、ちょっとよくないんですよね。
欠陥住宅と呼べるほどの話ではないです。
手抜きという表現ですが、普通に家は建ちます。
欠陥住宅でもありません。
でも、細かいところを見ると、手抜きされてます。
それは「手抜きしてもいい」と思う人が仕事しているからです。
だから、作り手の人間性で、いい家かどうかは決まります。
よい人間性で、責任感あれば、きちっとつくります。
悪い人間性であれば、ちょっとくらいバレないので、手抜きします。
実際、あんまりバレません。
だから、僕は本当は人間性のよい、高潔で高い倫理観を持つ人間こそが、作り手であることを望みます。
でんホームはそんな気持ちで作り手を選び、作っています。
ただ、ビジネスとしての注文住宅ビジネス、工務店ビジネスはそれが評価対象にはされづらいです。
実際にモラルのない、人間性の悪い(と評価するのもよろしくはないですが)方々がいらっしゃってまして住宅会社や工務店してます。
注文住宅建ててます。
建売はバンバン建ててます。
僕が倫理観の欠如していると思ういくつかの会社は儲かってます。
現実は人間性で会社選びされてないようです。
悲しいです。
でも、それが現実です。
見えないからでしょうか。
この住宅業界には、真っ当でない方々も関係したりしている会社さんもあるそうです。
そんな会社もそれなりに大きいですから、お客様に選ばれているわけです。
正直、ヘコみます。。。
真面目に、真っ正直に、きちんとした、いい家を作っていっていると思って時間と労力かけて仕事していると思うんですが、そういう会社に負けているようで、、、
「いい土地があったから」「モデルハウスがいい雰囲気だったから」「ナチュラルな感じがよさそうで」
色々な要因で会社選びはされます。
ただ、僕は究極的な判断は「相手は誰か?」が大事な気がしています。
・相手は真面目ですか?
・その人が家建てますか?
・その人は自分の会社で家建ててますか?
・本当に人間性はどうですか?
・その人はウソ言わないですか?
・その人は知識と経験ありますか?
いい家は、作り手の人間性で決まると思います。
ただ、現実には人間性で会社選びはされていません。
それだけ評価されない「人間性」。
そうはわかっていても、誇りというか、責任感で、それをやめるつもりはないです。
いい家を作る意思は変えない。
だけれども、そこでないところで負けているのが現実です。
人間性とは別で、お客様に選ばれているわけです。
そういうことを鑑みて、他社に負けないように、色々と整えていきたいです。
わかりやすさとか、分譲地とか、住宅商品とか。。。
何とか、良き人間性の職人さんたちが、良き心根のまま仕事をして、それで仕事も収入も満足できるような環境にしたいです。
何とかそう実現したい。
そう思った日でした。