小屋裏収納は必要?メリット・デメリットをご紹介

小屋裏収納のメリットデメリット
  • 「小屋裏収納について詳しく知りたい」
  • 「小屋裏収納って、いいの?メリットは?」
  • 「小屋裏収納を検討しているけど、デメリットはありますか?」

この記事ではこのような疑問にお答えします。

今回の記事では「小屋裏収納は必要?メリット・デメリットをご紹介」についてお話します。

目次

そもそも小屋裏収納って何?

小屋裏収納とは、天井と屋根の間のスペースを利用した収納空間のことを言い、屋根裏収納と言われることもあります

小屋裏収納は、建築基準法にて最高内法高さは1.4m以下になるように定められています。

また、小屋裏収納への登り方は通常はしごを設置することになりますが、この際のはしごについて、自治体によっては固定式のものを設置することが認められていない場合もあります。

そのような場合、別の登る手段を用意しなくてはならなくなります。

小屋裏収納への登り方の種類とは?

小屋裏収納への登り方には種類があります。

・固定式の階段を設置する方法
・収納式のはしごを用意する方法
・取り外し式のはしごを利用する方法

固定式の階段を設置する方法

まずは固定式の階段を設置する方法です。

こちらの方法は、昇降が楽な点と、安全性が高いことがメリットですが、先にも書いた通り、自治体によって設置自体が認められない場合があることや、他の登り方と比べると設置に多くのスペースが必要になる点がデメリットです。

収納式のはしごを用意する方法

固定式の階段が設置できない場合は、収納式のはしごを用意することが考えられます。

収納式のはしごは、普段ははしごを天井裏へ収納しておき、小屋裏収納を利用する場合にはしごを引き出せるようになっているはしごです。スペースを取らないため、設置場所を選びにくいのがメリットですが、はしごの斜面が急になりやすく、荷物を持っての昇降がしにくくなるというデメリットがあります。

取り外し式のはしごを利用する方法

取り外し式のはしごを利用する方法もあります。

取り外し式のはしごは普段は壁などに立てかけて置き、必要な際にはしごを掛けて使用するはしごです。

壁に立てかけて置けるため、普段はスペースを広く使えますが、使用する際に毎回はしごの準備が必要なため、煩わしさを感じてしまうことがあります。

小屋裏収納のメリットとは何?

小屋裏収納のメリットで最初に考えられることは、収納スペースが増えるという点です。

生活をしていると、日常生活では使わなかったり、特定のシーズンしか使わないものが出来てきます。

そういったものを通常の生活空間で保管していくと家が狭くなったり、見た目も悪くなってしまいます。小屋裏収納は普段目に入らない場所にあるため、そういった道具を小屋裏収納に片付けておけば、日常で使う空間をスッキリと片付けることが出来ます。

また、小屋裏収納は法定床面積に含まれないため、利用できる空間が多くなる割には、固定資産税の評価額を低く抑えやすくなるという点も魅力です。

また、子どもが小さい間は、遊び場として活用できることもメリットの一つでしょう。

最高内法高さは1.4m以下に制限されていますが、子どもであれば立てる高さです。

小屋裏と言う秘密基地的な空間は、大人でもどこかワクワクする場所でもありますし、子どもであればなおさら楽しむことが出来ます。子どもたちが十分楽しめる一方で、あくまでも家の中ということもあり、外で遊ぶよりも、子どもたちの遊び場としては安全です。

小屋裏収納のデメリットとは何?

小屋裏収納のデメリットとして考えられることは、一度収納した荷物を置きっぱなしにしてしまう可能性が高くなるという点です。

小屋裏収納は便利な空間である一方、収納するためには階段やはしごを登って、大人からすれば狭い空間に荷物を運ばなくてはならず、使用するのに労力がかかるという問題があります。

加えて、一度収納した荷物は普段目に入らないため忘れてしまうため、取り出す際の労力も手伝い、置きっぱなしにしてしまうというケースが出てきてしまいます。計画的に使用しなければ荷物を貯めこむだけのスペースになりかねません。

小屋裏収納は天井が近いこともあり、温度や湿度が高くなってしまう点も問題です。

このため、保管する荷物によっては、荷物が傷んでしまうため、大切なモノの保管にはあまり適しません。

また、子どもたちの遊ぶスペースとして利用する場合には、熱中症対策に気を付けなければなりません。

その他にも小屋裏収納を作る際には費用が追加で必要になってしまいます。通常の3階建てを作るよりは費用は抑えられるかもしれませんが、小屋裏収納を作らない場合と比べれば多額の費用がかかるため、必要な費用と予算をよく考えて設置しなければなりません。

小屋裏収納のメリットデメリット