- 「ハウステックのキッチンって、どんなもの?」
- 「キッチンでハウステックをオススメされたけど、どういうのかな?」
- 「ハウステックのキッチンについてもっと詳しく知りたい」
この記事ではこのような疑問にお答えします。
今回の記事では「ハウステックのキッチン」について、会社について、特徴について、商品ラインナップについて、オプションについて、価格・値段について、評判・口コミについてご紹介していきます。
目次
ハウステックとはどんな会社?
ハウステックとは1960年に日立製作所から化学製品部門を分離独立して誕生した日立化成工業株式会社がその前身になります。元々は50年以上前に日立製作所の子会社として誕生した会社ですね。
1963年に業界初のプラスチック製浴槽を製造スタートします。1968年には業界初として、食器洗い乾燥機組み込みの流し台(システムキッチン)を製造スタートします。そういう先端的なこともしてきた会社です。
2000年に日立化成工業株式会社より、住宅機器・環境設備部門の事業を継承し、株式会社日立ハウステックとして営業開始。2012年にヤマダ電機と資本合併となり、株式会社ハウステック(ヤマダ電機子会社)として運営されています。
ハウステックのキッチンの特徴は高コストパフォーマンス!
ハウステックのキッチンと申しましても、一般的には知名度は低いです(個人の主観です)。
ただ、だからこそ、高いコストパフォーマンスのキッチンなのです。
そういうわけで、ハウステックのキッチンの特徴は大きく言えばひとつかな、と。
それは「高コストパフォーマンスなキッチン」です。
普通に「安い」
実際にハウステックさんに取材して聞きましたところ「価格はあまりお答えしていません」というご回答をいただいております。
ハウステックが出しているカタログの中から、キッチンラインナップ(後述します)の中でコストパフォーマンスの高い商品シリーズであるシステムキッチンLE(エルイー)の価格例をご紹介します。
LE(エルイー)の価格例
ごく一般的なシステムキッチンのレイアウトでよくあるパターンの価格をご紹介します。
- I型スライドタイプ
- 仕様:人工大理石のワークトップ(天板)、ステンレスシンク、調理機器はガス
- 2550mm幅:824,700円(食器洗い乾燥機なし)
- 2550mm幅:995,600円(食器洗い乾燥機あり)
・・・うん。
超わかりづらいですね。
「実際にいくらだ!」みたいな話をしていきたいのですけれども、それは業界的にはNGでして、申し上げられないのが悔しいです。
ここまで、イマイチ伝わらないような価格の話なのですが、単純に編集長・竹内のことを信じていただけるのであれば、回答はただひとつです。
「ハウステックのキッチンは安いです。コストパフォーマンスは高いです」
そういうことです。
たしかに高級キッチンも知っていますので、高級キッチンは高級キッチンなりの良さが存在します。こだわれば高くなりますし、使っている部材(パーツ)も高品質なものを使っています。
ただ、純粋な価格的なコストパフォーマンスを考えれば、ハウステックのキッチンはかなり高いレベルにあるのではないか、と思うのです。
商品ラインナップ
ハウステックのキッチン商品ラインナップをご紹介します。
カナリエ
ハウステックの人気キッチンが「カナリエ」です。
特徴は業界最大級の収納力。
大きなものも、小さなものも、たっぷりと収納でき、また、収納位置も変更できます。
カナリエの特徴
配管スペースやコンロキャビネットのラインナップなどを見直すことで、デッドスペースを減らし、空間を有効活用しています。これによって奥行たっぷりの収納力を実現しました。
どこでもパレット
ハウステックの特許として、カナリエに装備されているのが「どこでもパレット」です。
これはライフスタイルや家族構成の変化に合わせて、取り付け位置が変えられる内部収納になります。
工具を使わずにカンタンに着脱でき、一番大きなものでも約2.9kgと軽量なので、取り付け位置の変更も楽にできます。
具体的には高さの変更、奥行の変更をすることができます。
嬉シンク
シンクを立体的に使うことができ、調理効率をアップさせるのが「嬉シンク」です。
「どこでもまな板」「どこでも水切り」「どこでもバスケット」を使うことで、調理作業に応じて位置や高さを変更することができます。
わずか3種類のアイテムが立体的な調理の幅を広げるという機能です。
LE(エルイー)
そして、高いコストパフォーマンスを持つ商品ラインが「LE(エルイー)」です。
特徴は私の中ではハウステックらしさを存分に感じられる、高いコストパフォーマンスです。
正直、LE(エルイー)のウリや象徴的な特徴はありません。ごく一般的なシステムキッチンといったところです。
一般的な要望を叶える装備、部材を使用しています。
食洗機が必要な方はオプションで選ぶこともできますし、なくすこともできます。コンロや水栓金具(蛇口)を変更もできます。まあ、色々とそれなりに選べます。
ただ、LE(エルイー)の特徴は「高いコストパフォーマンス」です。
収納、パネルの色・カラーなどのオプション、選択肢
細かい話になりますが、収納やパネルの色・カラーなどのオプションも色々あります。
収納・バックセットなど
ハウステックのキッチンのみならず、他のキッチンメーカーはどこでも背面収納(バックセット)を提供しています。
ハウステックも同様で、周辺収納というカテゴリで多様な収納を提供しています。
- フロアキャビネット(作業台+収納)
- ハイフロアキャビネット(高めの収納)
- 家電収納
- トール用キャビネット(背面の全面収納)
- ゴミ箱ワゴン
といった収納がありまして、それらの組み合わせでバリエーションが豊富ななかからお選びいただくという感じです。
パネルの色・カラー
ハウステックのキッチンでは、パネル(扉材・面材)の色・カラーを31色から選ぶことができます。
また、取っ手も5タイプから選択できます。
組み合わせは155パターンというわけです。
価格・値段
価格・値段についてですが、前述の通り、実際にハウステックさんに取材して聞きましたところ「価格はあまりお答えしていません」というご回答をいただいております。
そういうわけで、何らの根拠を具体的に示すことはできないのですが、編集長・竹内のことを信じていただけるのであれば、回答はただひとつです。
「ハウステックのキッチンは安いです。コストパフォーマンスは高いです」
評判・口コミ
ハウステックのキッチンへの評判・口コミですが、やはり高いコストパフォーマンスの意見が多いようです。
金額から見て、高級でハイスペックなキッチンではございませんので、そういうキッチンへの期待を元々お持ちでない方がほとんどかと思います。
そういうわけで、細かいところは色々ありますが、キッチンそのものとして、相応の品質を維持されていらっしゃいますので、お値段が安いというところでメリットが多いという評判になっているみたいです。
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