- 「無塗装の無垢フローリングに自然塗料塗ってみたいけど、何がいい?」
- 「リボス社のアルドボスをフローリングに塗りたいけど、どうすれば?」
- 「アルドボスという自然塗料がよさそうだけど、実際どう?」
この記事ではそんな疑問にお答えします。
今回の記事では無塗装の無垢フローリングに塗る自然塗料、リボス社(livos)のアルドボスというクリア(透明)の自然塗料について体験談とご紹介します。
目次
アルドボス(リボス)という自然塗料とは?
アルドボスとはリボス社が製造している自然塗料です。
リボス自然健康塗料は元々、シックハウス問題から生まれました。
高濃度の有機溶剤を含みホルムアルデヒド等を大量に揮発する化学塗料に替わる、人や環境に安心安全な自然塗料の開発・提供を決意し、今に至ります。
ちなみに溶剤はイソアリファーテというものです。これは吸引しても人体に成分が吸収されないという安全性の高い溶剤で、同時に天然のオレンジピールオイルを用いています。
※イソアリファーテは、厳しいアメリカ合衆国のFDA基準で、野菜洗浄、果物・野菜コーティング、ワインやビネガーの製造時に使用できる安全性を保証されています。
リボスのアルドボスは自然のものを使ったオイル系塗料(亜麻仁オイルですね)です。
アルドボスは木の内部に浸透して硬化することで、表面に塗膜を作らず、木の本来の質感や木目を維持できる仕上がりになります。
アルドボスの内容成分
アルドボスの内容成分は以下のものを使っています。
価格は?
アルドボスは塗料としてはお値段が少々お高めです。
たとえばこの10リッター缶の場合、amazonで35,940円。
10リッター缶のアルドボスで1回塗りで180平米。2回塗りで112平米。
1回塗りで1平米で約200円。
2回塗りで1平米で約320円です。
体に悪くない、自然なものを使った塗料なので、それなりのお値段ですね。
DIYで塗るときに必要な道具・モノ
アルドボスをDIYで塗るときに必要な道具・モノは以下の通りになります。
- ウエス
- お玉(100円均一がいいです)
- コテバケ
- 容器
- マスカー
- マスキングテープ
- ポリエチレン手袋
- アルドボス
僕はアルドボスを何度も塗ってますから、色々と効率化を図りまして、この道具に至っています。同じように揃えると、とても効率的に動けるものと思います。
あと、缶が開けづらいので、マイナスドライバーか先が細い金属のものが必要ですね。なんとかなる場合が多いですが。
塗り方
さて、実際にアルドボスを塗ってみます。
塗り方をご紹介します。
床面を掃除します
まず、床面を掃除します。
元は無塗装の無垢フローリングですから、汚れを除去して、掃除機をかけます。
ちなみにオススメは僕も愛用しているコードレスのダイソン掃除機です。
こういう時の掃除をコードありの掃除機でしてしまうと、コードが邪魔ですし、フロアや遠くに移動するのに大変です。取り回しが楽で、吸引力が強いものといえば、やはりダイソンです。
マスカーやマスキングテープで養生します
次に塗るところ(無塗装の無垢フローリング)の周辺をマスカーやマスキングテープを使って養生します。カバーするわけです。
余計なところを塗ってしまうと、それを戻すのにものすごい労力かかりますから、ご注意を。
アルドボスを準備します
それでアルドボスを準備します。
缶を開けます。
アルドボスの中身をよくかきまぜます
アルドボスをそのまま使うと、分離していたりして、下の方に溜まっている可能性が高いです。
ですから、アルドボスの中身をよくかき混ぜる必要があります。
容器にアルドボスを入れて準備
缶のままアルドボスを使っていくのはなかなか難しいですので、別の容器に移します。
小分けして、それを使っていくイメージです。
コテバケでできるだけ薄く塗布します
小分けした容器を使って、コテバケでできるだけ薄く、アルドボスを塗布します。
最終的に拭き取るので、できるだけ薄く塗るところがコツです。
10-20分後、吸収されなかった余分なオイルをウエスで拭き取ります
10-20分後、吸収されなかった余分なオイルをウエスで拭き取ります。
必要なアルドボスは木(無塗装の無垢フローリング)に吸収されていますから、表面に残った余分なアルドボスをウエスで拭き取ります。
よく換気して、12-24時間乾燥させてから、2回目以降の塗装をします
よく換気して、12-24時間乾燥させてから、2回目以降の塗装をします。
1回塗りでも、まあ特に問題ないとは思いますが、塗膜を強くするためにも、2回くらい塗っておくと大丈夫かな、と思います。
まとめ
自然塗料のアルドボス(リボス)。
広い面積を一気に塗るときは便利です。
ナチュラルな仕上がりになりますし、体に悪くない自然素材を使った健康塗料です。
ご自宅の無垢フローリングを仕上げる際の参考になりましたら。