土間コンクリート工事とは?費用や方法を解説!

「今ある駐車場のスペースは土だから雨の日大変」
「砂利を敷いてみたけれど車を動かしたときに小石が飛んでキズついてしまった」

こんな悩みを抱えながらも、どうしたらいいのかわからずそのまま、、、という方も多いのではないでしょうか。

このような問題は土間コンクリート工事で解決できます。

目次

土間コンクリート工事とは?

土間コンクリート工事とは、コンクリートで平坦(フラット)な床をつくる工事のことです。通称というか、略称で「土間コン」と呼ばれます。

道路などに使われているアスファルトよりも強度もあり、なにより車が傷ついたり汚れたりしにくいです。駐車場スペースに土間コンクリートを打つことが多いです。

敷地内全てにコンクリートを打つとコストもかさんでしまいますが、車を置きたい部分だけなど対象箇所を限定することも可能なので、他の部分は砂利などでカバーすれば大幅にコスト削減にもつながります。

土間コンクリート工事の費用はどれくらい?

土間コンクリート工事だけではなくリフォーム含めた建築工事全てに言えることですが、使用する材料だけではなく、人件費や労務費、諸経費など様々なものが合わさり見積金額が決まります。

工事途中で追加作業を頼んだ場合にはその分上乗せされることもあります。

建築会社の施工事例では詳しい費用が明記されていないことが多いですが、例えば同じ広さや同じ工事内容でも、地域や状態の良し悪しによって使う材料なども変わってくるためにおのずと金額も変わってきます。

しっかりと金額を載せてしまうと「うちと同じ面積で同じ工事内容なのに、なぜうちの方が高いの!」などという問題にも繋がってしまいます。きちんと理由付けがあって出された金額でも、解釈によってはぼったくられた!いい加減な見積だ!という誤解を生みかねないため、それらを防ぐためにあえて費用は明記されていないのです。

費用は会社の規模や金額の決め方などによってだいぶ開きがあり、一概にこの金額が適正価格、他はいい加減な金額とは言えないため、選ぶ側からしたら判断が難しいところなのですが、一括見積サイトなどで相見積もりを取り、費用面だけではなく実際の作業内容や説明をきちんとしてくれるかどうかも業者選びのポイントとなります。

良い業者か、悪い業者かという事も見積りの段階では判断が難しく、基本的に業者は仕事がほしいですからみんないい人柄で接してきます。実際の作業に入ってから「すごく残念な会社だ!」とならないように、聞いておきたいことなどを事前にメモしておいて準備したり、会社の口コミを探してみるのもおすすめです。

実際に土間コンクリートはどうなの?

アスファルトよりも丈夫で、長い目で見たら多少の劣化でひび割れが見られることもありますが、完成してからの部分補修も小さい規模で済むため維持費も安く済むことが多いです。

デメリットといえば、面がきれいなフラットになるためにアスファルトや砂利よりも水はけが悪い点です。夏場も直射日光を長時間浴びると高温となってしまうため、小さいお子様がいるご家庭などで遊ばせる際には注意が必要です。

日頃のお手入れも非常に楽です。バケツで水を撒いただけでも汚れはだいぶ落ちてくれます。それでも落ちなくて気になる泥汚れがある場合にはブラシなどでこすると簡単に落ちてくれます。