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オイルガードとはキッチンのコンロ周りにつけるガード
オイルガードとは、油はねを防ぐためにコンロ周りに取り付けるガードのことです。
油料理をしていると、フライパンやお鍋から油が飛び散ってしまい、キッチン周りが油で汚れてしまうことがありますが、そのような油はねを防止してくれるのがオイルガードです。
オイルガードを取り付けるメリット
では、オイルガードを取り付けるメリットについてお伝えします。
油はねを防ぐことができる
オイルガードを取り付けることによって、床や壁などへの油はねをある程度防ぐことができます。
オイルガードがあればキッチン周りの拭き掃除が楽になるため、家事の時間を節約するうえでも役立ちます。小さな子供のいる家庭でも、オイルガードがあれば、安心して油料理を作ることができるでしょう。
オイルガードには様々なデザインがあるため、キッチンに合わせて自由にデザインを選びやすいメリットがあります。
使い捨てタイプのオイルガードの場合、汚くなったら新しいものと取り換えればいいので、掃除する手間がかかりません。
折りたたみタイプのオイルガードなら、使わないときはコンパクトに折りたたんで置けるため、家事の邪魔になる心配もありません。普段、油料理をあまりしない人は、すぐに交換できるタイプのオイルガードを利用するといいでしょう。
オイルガードを取り付けるデメリット
オイルガードを取り付けるデメリットについてもご紹介します。
完全に油はねを防げるわけではない
オイルガードを取り付けたからといって、完全に油はねを防げるわけではありません。油はねは横だけでなく、上や下など広範囲に散らばるため、気づかない場所に油汚れがたまってしまうことがあります。
特に油はねが激しいのは、ガスコンロです。
火を起こすガスコンロは、料理中に上昇気流が発生するため、油が遠くまで飛んでしまいます。低めのオイルガードを取り付けただけでは、あまり役に立たないので注意が必要です。
見栄えが悪くなる
油はねを完全に防ぎたいなら、背丈の高いオイルガードを設置する必要がありますが、その場合はキッチンの見栄えが悪くなり、おしゃれなインテリアが台無しになってしまう可能性があります。
オイルガードは覆われる範囲が広いので、キッチンに取り付けるととても大きな存在感を放ちます。
透明なオイルガードなら見た目に清潔感がありますが、使い続けているうちに汚れが目立ってくるようになり、清潔感もなくなってしまいます。おしゃれなキッチンが好きな人にとって、オイルガードはデメリットが大きい存在だと言えるでしょう。
掃除に手間がかかる
掃除に手間がかかるというのも、オイルガードのデメリットの一つです。
油料理をしたあとは、オイルガードにたくさんの油汚れがつくため、掃除に手間がかかってしまいます。使い捨てタイプのものであれば楽ですが、油料理をするたびに買い替えなければならず、コストがかさんでしまいます。
オイルガードは必要ですか?
キッチンの油はね対策にオイルガードは必ずしも必要というわけではありません。
背丈の低いオイルガードは、オイルガードがない場合とほぼ変わらないため、付けないほうがインテリア的にもスッキリします。
火を使わないIHクッキングヒーターであれば、上昇気流はほとんど発生しないので、油はねもそれほど気になりません。
キッチン周囲もそれほど汚れないため、オイルガードは特に必要ないと言えるでしょう。
別のグッズを使うという選択も
どうしても油はねが気になる場合は、オイルガードではなく、油はね防止ネットなどの別のグッズを利用してみましょう。
油はね防止ネットは、鍋そのものに取り付けて油はねを防ぐグッズなので、キッチン周りの油汚れを極力減らすことができます。
油はね防止ネットはフライパンやお鍋にも使うことができる他に、湯切りする際に利用することもでき、一つ持っていると様々な場面で役立ってくれます。
これまで油はねに悩んでいた人や、キッチンにオイルガードを取り付けたくない人は、油はね防止ネットを利用してみるといいでしょう。
汚れはその日のうちに綺麗にする
オイルガードがなくても、キッチン周りを綺麗に保つことは可能です。
油汚れは時間が経つにつれて取り除くことが難しくなるので、料理を終えた後にすぐ掃除をしましょう。料理をしたその日のうちに油汚れを拭き取るようにすれば、掃除に時間もかかりません。
日頃からコンロ周りを掃除する習慣をつけておけば、汚れがたまる心配もないため、2〜3分ほどですぐに掃除が終わります。毎日掃除されているコンロは見栄えも良くなり、おしゃれなインテリアにもスッキリ馴染みます。
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