- 「デュラビット(DURAVIT)って聞いたことがあるけど、どんな感じ?」
- 「高級ホテルに泊まったとき、デュラビット(DURAVIT)というロゴをみたけど、どんなブランドだろう?」
このような疑問に、この記事ではお答えしていきます。
デュラビットの特徴や違い、ブランドについてご紹介します。
目次
デュラビット(DURAVIT)はどんなブランド?
デュラビット(DURAVIT)は衛生陶器(サニタリーウェア)のリーディングカンパニーであり、ブランドです。
1817年、ドイツのブラックフォレスト地域のホルンベルク(Hornberg)という町で、食器類を製造するとても小さな陶器工場からスタートしました。
それから200年以上もの歴史を経て、全世界140カ国以上で事業を展開し、約6,000人を超える従業員を抱えるヨーロッパでトップクラスのシェアを持ち、日本国内でも輸入衛生陶器分野でトップシェアを築いているブランドになります。
デュラビットでは、200年にわたり職人技術の伝承が行われており、その高い技術力でデザイナーの要求する難易度の高いデザインにも応えることができています。
「デザイン」がいい
デュラビットはデザイン性の高い衛生陶器を多数、展開しています。
それは会社としても推進しているところで、たとえば、フィリップ・スタルク、ジーガーデザイン、セシリエ・マンツといった世界的に著名な一流デザイナーと協業し、バスルーム製品に「デザイン」を取り入れてきました。
「デザイン」という点に関しては文字ではなく、ビジュアルでご覧いただいたほうがいいと思いますので、写真をご覧ください。
デュラビットのデザインの特徴:シンプルで普遍的なデザイン
デュラビットのデザインの特徴を表現すると「シンプルで普遍的なデザイン」です。
社名の「デュラビット(DURAVIT)」の意味は「長持ちする衛生陶器」という意味です。それはモノとしての長持ちだけではなく、機能性の高さでの長持ちでもあり、デザインという意味での長持ちでもあります。
デュラビット製品はこんなところで採用されています
デュラビット製品はブランド品として、世界中のラグジュアリーホテル、高級車ディーラー(例:ポルシェ、BMW等)のショールーム、美術館やコンサートホールといった公共施設や政府関連施設、大使館などで採用されています。
具体的には建築家のザハ・ハディド(プリツカー賞受賞者)が最後にデザインを手がけたドバイの「オーパス・タワー」にはフィリップ・スタルクがデザインしたシリーズが導入されています。
おすすめのデュラビット洗面ボウルは「LUV」
個人的にお気に入り、デュラビットの洗面ボウルはこの「LUV(ルフ)」です。
デザインしたのはセシリエ・マンツ。
ライトイヤーズという照明ブランドの「カラヴァッジオ(Caravaggio)」が有名です。
シンプルでありながら、やわらかみのあるフォルム。
特徴的なのが薄いエッジ。
この薄いエッジは陶器は焼き物ですから、なかなか実現が難しいのですが、高い精度と強度を保つデュラビットオリジナルの強化セラミック素材「DuraCeram」によって実現しています。
排水カバーにも洗面ボウルと同じ素材のセラミックキャップがあり、統一感もあります。
デュラビットのショールームは?
デュラビット製品をご覧になりたい場合、販売代理店の展開するショールームにてご覧いただけます。
セラトレーディング東京ショールーム
住所:東京都港区24 南青山1丁目24−3 TOTO乃木坂ビル
セラトレーディング大阪展示スペース
住所:大阪府大阪市西区江戸堀1-5-16 肥後橋MIDビル1F
カネジン 東京ショールーム
住所:東京都台東区寿3-7-9
ティーフォルム東京ショールーム
住所:東京都港区南麻布3-3-36
プロユーザー(建築業者、設計者)向けショールーム
プロユーザー(建築業者、設計者)であれば、デュラビットジャパン株式会社のオフィスにある展示ルームでご覧いただけます。
デュラビットジャパンオフィスショールーム
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2丁目8−4
洗面ボウル約50品目を取りそろえているショールームになります。
※要事前予約制
まとめ
洗練された洗面ボウル、浴槽といった衛生陶器を提供するグローバルブランド「デュラビット」。
その歴史と技術、そして、デザインから世界中で愛されています。
おしゃれなレストランや高級ホテルに行ったとき、洗面に立ったときにこの「デュラビット」のロゴをご覧になることもあるかと思います。
そのときはまた、この記事をご覧いただけましたら、と思います。