【対談】フルマークハウスモデルハウスから考える理想の家づくり【フルマークハウス吉田安範氏×でんホーム社長 藤本香織】

福岡市で住宅会社・工務店をしてます竹内です。

先日、九州・長崎で同じく住宅会社・工務店をしている同業の会社さんのモデルハウスに見学に伺わせていただきました。

「フルマークハウス」さんです。
フルマークハウスさんのモデルハウス「諫早の家」は有名な建築家の伊礼智さんが設計された住宅になります。また、お庭も有名な造園家の荻野寿也さんに依頼されて、美しい外構をつくられていらっしゃいます。

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2018.06.16

そんなフルマークハウスさんのモデルハウスで、弊社・でんホーム株式会社社長・藤本香織がフルマークハウス(株式会社吉田建設工業)取締役・吉田安範氏と対談させていただきました。

テーマは「フルマークハウスモデルハウスから考える理想の家づくり」です。

「フルマークハウスモデルハウスから考える理想の家づくり」対談

藤本香織・でんホーム社長(以下:藤本):「フルマークハウスモデルハウスから考える理想の家づくり」というテーマなのですが、どのようにお考えでしょうか?

吉田安範氏(以下:吉田):私たちは理想の家づくりを考えたときに、大きく7つのコンセプトがあると考えています。

藤本:へー、7つですか。

吉田:まず「外の景色を切り取る窓の設計」が最初のコンセプトになります。

家の内側にいながらも、窓をきちんと設計することで、外の景色を取り入れることができて、居心地のよい空間になる。そういうことが大切なコンセプトだと考えています。

藤本:たしかに。外の景色を切り取るために、窓も大きく、また、桟の入った引き違いの掃き出し窓ではなく、木製サッシで、なおかつ、一本引き込みの大きな窓、ですね。

フルマークハウス・モデルハウスでも、伊礼智さん設計指示の元、でんホームでも採用しています木製サッシ・プロファイルウインドウが使われています。

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「住宅は小さな心地いい場所の集合体」

吉田:次は「居場所をつくってあげる」というコンセプトになります。座る場所、溜まる場所、生活する場所、、、

住宅というのは、小さな心地いい場所の集合体だと思います。

だからこそ、それぞれに小さな居場所をつくってあげることで、小さな心地よい場所ができ、その集合体として住宅ができるのではないか、と思うんです。

藤本:そうですよね。

落ち着く居場所、心地よい居場所があることで、やっぱり我が家っていいなって気持ちになりますからね。

吉田:3つ目のコンセプトは「暮らしに寄り添う家具」になります。毎日の暮らしに家具はかかせないですよね?

そういう暮らしに寄り添う家具をいい加減に選ぶのではなく、ご提案として、肌にふれて気持ちいい素材、上質な家具を選ぶことをおすすめしています。

藤本:実際、このダイニングスペースに置かれている家具も、YチェアやCH23、無垢のオークの丸テーブルと素材感を重視された家具を選ばれていらっしゃるようですものね。

Yチェアも、CH23も、椅子の巨匠、ハンス J. ウェグナーがデザインしたもので、カール・ハンセン&サン社が製造元。

家の内と家の外。窓と庭を通じて、内外がつながる家

吉田:4つ目は「庭をしっかり設計する」ということです。やはり窓をあけたときに、美しい庭を見られるということは大切だと思うんです。

藤本:庭が見られて、緑が見える。季節を感じられるということは、家を建てられる方にとっても、重要なことだと思いますね。

吉田:家の内と外、庭とつながっている、ということが日々の住まいの心地よさにつながるんですよね

藤本:最初の「外の景色を切り取る窓の設計」につながってきますね。

吉田:そうですね。コンパクトな室内でも、外とつながることで、広がりが感じられて、豊かな暮らしを送ることができるのではないか、と思っています。

藤本:なるほど。

断熱、構造。よい家づくり。ただ、一番大事なのは・・・

吉田:5つ目のコンセプトは「断熱をしっかりする」ということです。住まいとしての快適さ、が重要だと思っています。夏涼しく、冬あたたかい、ということになるのですが。

6番目につながってくるのですが、6番目が「健康に暮らす」です。

このモデルハウスは床下エアコンを採用しています(注1)。床下エアコンを使うことで、全館空調にしています。

注1:床下エアコン
壁掛けエアコンを床下に設置し、床下全体を暖め、床下空間から、吹き出し口から暖められた空気を各部屋に送り込むもの。

全館空調にすることで、住宅内での温度差をなくし、快適に、健康に暮らすことを提案しています。

藤本:断熱、空調。これらは比較的現代的なコンセプトになりますね。

最近は断熱性能も高い要求をされるようになってきていますし、でんホーム含めて、意欲的な工務店・住宅会社はみなさん断熱性能が高く、快適に暮らせるようになってきています。

比較的、当たり前のようになってきていますが、大事なことですよね。

吉田:最後のコンセプトが「安心安全の家づくり」です。
構造などもしっかりさせて、きちんとした家づくりをするということです。当たり前の話ですが。

藤本:当たり前のことですが、とっても大事なことですよね。

吉田:これらのコンセプトをまとめて言えることが、やはり設計が大事なのだ、ということです。

設計は構造にも影響しますし、快適さにも影響します。もちろん、居心地のよさにも影響します。

安易に設計士さんを選ばれたり、大して重要視されない方もいらっしゃるかと思いますが、究極的には設計が非常に大事になってきます。

藤本:そうですよね。家づくりにおいて、私も設計が極めて重要だと感じます。

今日は対談、ありがとうございました。