【変動金利か固定金利か?】住宅ローン金利は変動金利?固定金利?知っておきたい選択のポイント

「住宅ローンを組もうと思うのですが、
金利が変動金利と固定金利があるみたいです。
どちらを選べばいいものでしょうか?」

そう思われる方は多いです。

では、実際のところどうなのでしょうか?

住宅ローンの金利は変動金利がいいのか?固定金利がいいのか?

詳しく見ていきます。

変動金利とは?

変動金利とは「住宅ローン返済中に金利が変更する」ことです。

たとえば、現在の金利が1%だとします。
市況が変化して、金利が上がったとき、1.5%などに変更されることがあります。

実際は0.5%に一気に上がることはなく、
たとえば、1.05%、1.075%とかの小刻みに動いていくイメージです。

変動金利のメリット

変動金利のメリットは、固定金利よりも金利が低く設定されています

これは金利変動のリスクが借り手側にあるからです。

金利が上昇したとき、住宅ローンの返済額は増加します。
月々のローン返済額も増加します。

このため、貸し手側の銀行などの金融機関はそれ相応のリターンが得られます。
ですから、変動金利の金利は固定金利よりも低く設定されています。

変動金利のもうひとつのメリットは、金利下降局面では金利が下がる点です。

住宅ローンにフラット35の全期間固定金利を選ぶ人の割合は全体の13.3%です。

想像以上に少ない数字です。
これは、ここ10数年間、ずっと金利下降局面だったからです。

つまり、5年前より今のほうが金利が低い。
それは、変動金利であれば、金利が下がって、返済額も下がっていたからです。

借り換えでも、金利が下がっているのでお得だったりする時代が長く続いているのです。

変動金利のデメリット

変動金利のデメリットは金利が将来、上昇したときにリスクがある、ということです。

金利が上昇してしまうと、住宅ローンの月々の返済額は上がってしまいます。

そうなると、家計が圧迫されます。

支払いに余裕があるご家庭は問題ないですが、
ギリギリで住宅ローンの支払いを考えているご家庭にとっては、
かなりのリスクになります。

このデメリットが実現するかどうかについては、誰もわからないというのが問題ですね。

固定金利とは?

固定金利とは「住宅ローン返済中に金利が変更しない」ことです。

たとえば、現在の金利が1%だとします。
市況が変化して、金利が上がったとき、1.5%などになったとき。
固定金利で住宅ローンを契約していれば、それでも1%のまま変化しません

固定金利のメリット

固定金利のメリットは金利が固定されていて、変わらないことです。
市場の金利が1.5%になろうが、2%になろうが、5%になろうが、当初契約した金利のままです。

これは返済金額についても同じです。
たとえば、当初に月々10万円の返済金額で契約していれば、
金利が1.5%でも、3%でも、月々10万円を返済していくことができれば、
住宅ローンはきちんと返済されて、完済
されます。

変動金利の場合は、金利の上昇とともに返済額が増えます。
月々の返済額も増えますし、全体の返済額も増えます。
最後まで返済総額はわからないです。

そういう意味で、家計管理が楽になります。

固定金利のデメリット

固定金利のデメリットは、金利が高いことです。

変動金利の場合、金利変動リスクは借り手(あなた)が負います。
ですが、固定金利の場合、金利変動リスクは貸し手(金融機関)が負います。

その金利変動リスク分、当初の契約金利は変動金利よりも高く設定されています。

固定金利期間選択型とは?

固定金利期間選択型とは、設定期間の間だけ固定金利で、あとは変動金利というタイプです。

前述の変動金利と固定金利の中間といったところです。

どちらの要素も持ち合わせていますので、
変動金利のメリット・デメリット、
固定金利のメリット・デメリット、
それぞれがどちらも持っているイメージです。

世間のみんなは、変動金利を選んでいるか?固定金利を選んでいるか?実態調査データを見てみる

ここまで、変動金利とは?固定金利とは?
そして、そのメリット・デメリットについてお話してきました。

それでは、実際に住宅ローンで変動金利と固定金利、
どちらのほうが選ばれているのでしょうか?

住宅ローンの実態調査データから見ていきます。

「民間住宅ローン利用実態調査」by 住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)

住宅ローンの利用実態調査を住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が実施しています。

その調査データでどの金利が選ばれているのかがわかります。

2017年10月-2018年3月までの住宅金融支援機構の調査によると、

  1. 変動金利:56.4%
  2. 固定金利期間選択型:30.1%
  3. 全期間固定金利:13.3%

変動金利が56.4%と、半分以上のシェアがあります。
次いで、中間の金利タイプである固定金利期間選択型が30.1%
全期間固定金利型は13.3%と最もシェアが低いです。

この数字が現在の住宅ローン金利の選択の実態になります。

変動金利、固定金利、どっちの住宅ローンが得か?

一通りお話してきましたが、結局は、

「変動金利と固定金利の住宅ローンはどちらが得か?」

という点が、一番気になるところだと思います。

ただ、その結論は「金利動向が予測できない」以上、
誰にもわかりません

どんな経済評論家でも、どんなアナリストでも、誰もわかりません。

なぜなら、金利動向を正確に読めるだけで億万長者に簡単になれるからです。

そういうわけで、どちらが得かは正確な答えはありません。

その上で、あなた自身が

「金利はこのままだ。下がる」と思うのであれば、変動金利

「金利は上がる」と思うのであれば、固定金利

を選択すると、オトクになります。

変動金利?固定金利?あなたに合った金利タイプを選ぶ秘訣

ここまで色々とお話してきましたが、
変動金利か固定金利か、あなたに合った金利タイプを選ぶ秘訣があります

それは、

「将来の返済計画が見通せたほうがいいかどうか?」

です。

将来の返済計画は固定させておきたい方

フラット35の全期間固定金利の最大のメリットは、毎月の返済額が変わらない点です。

毎月10万円なら、10万円。
毎月7万円なら、7万円。

それを支払っていれば、問題ありません。

金利動向もチェックして、機敏に動く方

その一方で

「特にそこまで細かくは返済計画が見通せなくてもいいや。金利動向もチェックしているし」

という方もいらっしゃいます。

そういう方は変動金利のほうがいいかもしれません

金利動向をチェックして、上がりそうと思えば、固定金利にシフトする。

下がっている状態だったら、変動金利のほうがお得です。

市場の金利動向をチェックして、機敏に動くことのできる方の場合、変動金利が向いているかもしれません。

まとめ

ここまで、変動金利と固定金利について、お話してきました。

これらのどちらがいいかという判断には、
借り手であるあなた自身の価値観やライフスタイルが影響します

そのため、一概にどちらがオススメということはできません。

ただ、あなた自身がこれらを知った上で、
判断されることがベストな選択である
と思います。

ご家族が
幸せに暮らすことのできる
家づくりを。

何かお知りになりたいことあれば、
お気軽にご相談予約ください。

【保存版】住宅ローンを借りる前に知っておきたいことまとめ
「住宅ローンについて、借りる前に知っておきたいことまとめ」というテーマで、記事をまとめています。
一通りご覧いただき、興味のあるところを読み進めていただけましたら、ご参考になると思います。

(順次追記)【保存版】住宅ローンについて、借りる前に知っておきたいことまとめ

2018.09.28